auの使い放題MAX+は、割引が何もついていないと月7,788円です。楽天モバイルのギガ無制限は3,278円なので、差は月4,510円。1年では54,120円下がります(税込・本記事執筆時点)。
ただし、誰でも月4,510円下がるわけではありません。家族割プラス、auスマートバリュー、au PAY カードお支払い割をすべて適用している人は、差が月1,980円まで縮まります。
さらに、申し込む前に確認しておきたいものが3つあります。auを契約した日、加入している端末プログラムの名前、家族割プラスの回線数です。ここを見ずに乗り換えると、契約解除料や端末の返却費用、家族の料金上昇で、想定より節約額が小さくなることがあります。
月に100GB以上を楽天モバイルで使っている私が、実際に月いくら下がるのか、乗り換えにかかる費用、端末の残債、損をしにくい開通時期まで順番に見ていきます。
料金差だけでなく、そもそも自分が楽天モバイルに向いているかも気になる人は、楽天モバイルに乗り換えていいかは3問で決まるで先に確認しておくと判断が早まります。
- auの割引状況別に、月いくら下がるかの3パターン
- 契約解除料・事務手数料・auメールまで含めた、かかる費用の全部
- スマホトクするプログラム+の端末を、返すか払い切るかの判断
- 月末に開通させると得になる理由と、その日のうちに終わる時間帯

運営者:ハル
MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親
mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。
料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。
auから楽天モバイルに乗り換えると月いくら下がるか

下げ幅は月1,320円から4,510円まで幅があります。決めているのはauの割引状況です。3つのパターンのうち自分がどれに当たるか、My auの請求画面と照らしながら読んでください。
パターン1:auの割引が何もついていない(月4,510円・年54,120円)
使い放題MAX+ 5G/4Gの割引前は月7,788円です。楽天モバイルのギガ無制限は3,278円なので、差は月4,510円、年54,120円(税込・本記事執筆時点)。
家族割プラスもauスマートバリューも組んでいない人、あるいは家族が抜けて割引が切れた人がここに当たります。乗り換えの効果がいちばん大きい層です。上位の記事が「最大4,510円安くなる」と書いているのは、この比較のことです。
ひとつ補足があります。使い放題MAX+には、データ利用量が合計1GB以下だった月に自動で割引がかかる仕組みがあります。あまり使わなかった月は7,788円のままではありません。月4,510円という下げ幅は、毎月しっかり使っている人の数字だと考えてください。
パターン2:割引をフル適用している(月1,980円)
使い放題MAX+に家族割プラス(3人以上)1,210円引き、auスマートバリュー1,100円引き、au PAY カードお支払い割220円引きをすべて重ねると月5,258円になります。楽天モバイルの3,278円との差は月1,980円、年23,760円です。
ただしauスマートバリューにはauひかりなどの固定回線が要ります。au公式が加入例に挙げているauひかりホーム・ずっとギガ得プランなら、基本料金5,610円と電話の月額利用料770円が別にかかっている計算です。この固定費まで含めるかどうかで、実額はさらに動きます。
パターン3:データをあまり使わない(月1,320円)
スマホミニプラン+の〜1GBは割引前4,928円、全割引適用後で2,398円です。楽天モバイルは3GBまで1,078円なので、全割引後との差は月1,320円、割引なしとの差なら月3,850円になります。
楽天モバイルは使ったデータ量で段階が決まる形なので、月によって使う量がばらつく人でも払いすぎになりにくいのが特徴です。
料金の早見表
まず楽天モバイル側です。Rakuten最強プランは3段階で、最強家族割を適用すると各段階から110円引かれます。
| データ量 | 通常 | 最強家族割 適用時 |
|---|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 | 968円 |
| 20GBまで | 2,178円 | 2,068円 |
| ギガ無制限 | 3,278円 | 3,168円 |
次にau側です。「全割引適用後」は家族割プラス(3人以上)とauスマートバリュー、au PAY カードお支払い割を重ねた金額です。
| auのプラン | 割引前 | 全割引適用後 |
|---|---|---|
| 使い放題MAX+ | 7,788円 | 5,258円 |
| スマホミニプラン+(〜1GB) | 4,928円 | 2,398円 |
| スマホミニプラン+(〜3GB) | 6,578円 | 4,048円 |
| スマホミニプラン+(〜5GB) | 8,228円 | 5,698円 |
すべて税込・本記事執筆時点の金額です。料金は改定されるので、申し込み前に両社の公式で確認してください。
ひとつ先に書いておくと、auの割引をフルに使えていて、しかも地下や建物の奥で使う時間が長い人だと、下げ幅の割に不便が増えることがあります。使い方によっては他社のほうが合う場合もあります。だからこそ、次の章から「何を失うか」を先に見ていきます。
乗り換えでかかる費用と、auで失うもの

乗り換えそのものにかかるお金は、多くても数千円です。ただし「すべて0円」と書いてある記事の情報は、2025年10月に変わった部分があります。
| 項目 | 金額 | 条件 |
|---|---|---|
| MNP転出手数料 | 0円 | 2021年4月1日より無料 |
| au契約解除料 | 0円 または 1,100円 | 2025年10月1日以降に契約した回線を1年以内に解約する場合 |
| 楽天モバイル 契約事務手数料 | 0円 または 3,850円 | 累計4回線目までは無料。5回線目以降は3,850円 |
| 端末の分割残債 | そのまま継続 | 返却するなら特典利用料 最大22,000円 |
| auメール持ち運び | 330円/月 | 使う場合のみ。楽メールに移せば0円 |
auの契約解除料は「0円」と決まっていない
au公式の使い放題MAX+とスマホミニプラン+の注意事項には、2025年10月1日以降に新規契約された回線が1年以内に解約された場合、1,100円の契約解除料がかかると書かれています。
2025年9月30日までに契約した回線は適用条件が異なります。上位の記事の多くは「auは違約金0円」で止まっていますが、去年の10月以降にauを契約した人は当てはまらない可能性があります。契約日はMy auで確認できます。
1,100円のために1年待つかどうかは、下げ幅と並べて決めてください。月4,510円下がる人なら、1カ月待つだけで1,100円を大きく上回ります。
楽天モバイルの事務手数料は「累計4回線目まで」無料
楽天モバイルの契約事務手数料は、累計4回線目までは無料です。同一名義で累計5回線以上になると、2025年11月19日から1回線につき3,850円(税込)がかかります。無条件の0円ではありません。
この「累計」には、2020年4月8日以降に契約したすべての回線が入ります。すでに解約した回線も数に含まれるので、家族の分をまとめて契約してきた人は、自分が何回線目になるかを先に数えておいてください。
auメールは月330円で持ち運べる。ただし支払い方法に落とし穴がある
auメール持ち運びは1アドレスにつき月330円です。申し込めるのはauの解約後31日以内で、au回線契約で発行されたau IDを持っていることが条件になります。au IDを削除してしまうと申し込めません。
見落とされやすいのが支払い方法です。auメール持ち運びの支払いはau PAY(auかんたん決済)のみで、通信料金と合算して払えるのはau・UQ mobile・povoの利用者だけ。楽天モバイルに移った人はクレジットカード払いの一択になります。
そのクレジットカード払いを使うには、au ID会員情報に「連絡先電話番号」と「auメール以外の連絡先メールアドレス」を登録しておく必要があります。解約してから慌てないよう、申し込み前に登録を済ませておくのが安全です。
もうひとつ、au契約時に設定していた迷惑メールフィルターはすべてリセットされます。受信リストや拒否リストを作り込んでいた人は、申し込み完了後に設定し直すことになります。
費用で見ると、持ち運びは年3,960円。楽天モバイルの楽メール(@rakumail.jp)は無料です。auメールを登録しているサービスが数えるほどなら、移してしまったほうが安く済みます。銀行・クレジットカード・行政サービスの登録先を棚卸ししてから決めてください。
家族でauを使っているなら、残る家族の料金が上がる
家族割プラスは、2回線で1人あたり月660円引き、3回線以上で1人あたり月1,210円引きです。割引額は毎月末日の加入状況で決まります。
つまり3回線の家族から自分1人が抜けると、残る2人の割引が1,210円から660円に下がります。2人合わせて月1,100円、年13,200円の負担増です。ここを金額で出している記事はほとんどありません。
| 3回線の家族から1人が抜けた場合 | 月額の増減 |
|---|---|
| 自分(楽天モバイルへ) | −4,510円 |
| auに残る2回線 | +1,100円 |
| 世帯合計 | −3,410円 |
自分が月4,510円下がって家族が月1,100円上がるなら、世帯では月3,410円のプラスです(割引なしのauと比べた場合)。家族に相談するときは、自分の下げ幅ではなくこの世帯合計を出すほうが話が早く済みます。
注意が要るのは2回線の家族です。家族割プラスは2回線が下限なので、1人が抜けると割引そのものが成立しなくなり、残った1人は660円をまるごと失います。
auスマートバリューやauかんたん決済はどうなるか
auスマートバリューは携帯側にかかる割引です(使い放題MAX+とスマホミニプラン+なら1回線あたり月1,100円引き。割引額は料金プランによって変わります)。携帯を解約しても、auひかりなどの固定回線の料金そのものが上がるわけではありません。ここを取り違えている記事があります。
実際に変わるのは2つです。スマートバリューの条件を満たすために契約していた電話オプション(月770円)が不要になる可能性があること。そして家族全員がauを抜けるなら、auひかり自体が見直しの対象になることです。
auひかりホーム・ずっとギガ得プランは、解約の時期によって契約解除料4,730円が発生する場合があるとau公式に書かれています。固定回線まで動かすなら、こちらの条件も先に確認してください。
通信料金と合算する支払い(auかんたん決済)は、au回線の解約とともに使えなくなります。月額のサブスクをこの方法で払っている人は、乗り換え前に支払い方法を切り替えておいてください。
Pontaポイントはau IDとPonta会員IDに紐づいています。解約でポイントが消えるという公式の記述は見つかりませんでしたが、au IDの扱い次第で変わるため、解約前に両IDの連携状態を確認しておくのが確実です。
楽天モバイル側には最強おうちプログラムがあり、楽天モバイルとRakuten Turbまたは楽天ひかりを初めて申し込むと毎月1,000ポイントが還元されます。auひかりを見直す場合の受け皿にはなります。
auの端末の残債と、今のスマホをそのまま使えるか

「残債があると乗り換えられない」は誤解です。ただし2026年2月に条件が変わっていて、端末を返すか払い切るかの判断は、以前と同じ計算では済まなくなりました。
残債が残っていても乗り換えはできる
MNPで他社へ移っても、auの端末分割が一括請求に切り替わるわけではありません。残債はauから引き続き請求されます。支払いをau回線の料金と合算していた人は、解約後の請求方法をMy auで確認しておいてください。
まずMy auで「+」が付いているかを確認する
2026年2月26日に「スマホトクするプログラム+」の提供が始まり、旧「スマホトクするプログラム」の対象機種はauでの取り扱いが2026年2月25日で終了しました。自分がどちらに加入しているかで結論が変わります。
名前に「+」が付いているかどうかはMy auで確認できます。ここを見ないまま「返却すれば残りは免除」という古い前提で動くと、金額が合わなくなります。
返却には特典利用料 最大22,000円がかかる
スマホトクするプログラム+で最終回の支払いを免除してもらうには、条件が2つあります。購入した機種を13カ月以上使ったあとKDDIが回収すること、そして特典利用料(最大22,000円)を支払うことです。
この特典利用料を0円にする「au買替特典」もあります。ただし条件は、特典の申し込みと同時にauで対象機種を機種変更または機種のみで購入すること。au公式には、他社へお乗りかえで機種を購入した場合は適用されないと明記されています。
つまり楽天モバイルへ移る人が端末を返却すると、特典利用料を自腹で払うことになります。上位の記事はいまも旧プログラムの感覚で「返却すれば残価免除」と書いていますが、2026年2月以降の端末では前提が変わっています。
ただしau回線を解約したあとも、このプログラム自体は継続して利用できるとau公式に書かれています。楽天モバイルに移ってから返却する選択肢は残ります。
返すか、払い切るか
判断はシンプルで、残っている分割残額と特典利用料(最大22,000円)を並べて比べるだけです。
au公式が挙げている例では、機種代金120,000円の場合、賦払金960円×23回と最終回97,920円という組み方になります。最終回が97,920円で特典利用料が22,000円なら、返して払うほうが安い計算です。
逆に残額が少なくなっている段階なら、返さずに払い切って端末を手元に残すほうが合理的です。回収時点の分割残額が特典利用料と故障時利用料の合計以下のときは、そもそも特典を利用できない場合があるとも書かれています。
画面割れなどがあると、特典利用料とは別に故障時利用料がかかります。故障紛失サポート系に加入していれば2,200円、未加入だと22,000円です(いずれも不課税)。返却前提で計算していた人は、ここで大きくずれます。
返却期限も決まっています。店舗持ち込みは特典を申し込んだ日の翌月末日まで、郵送は翌月25日まで。期限を過ぎると特典は使えません。25カ月目までに特典を使わなかった場合は、審査のうえ最終回の支払いが再び24回に分割されます。
今のauスマホをそのまま使う場合
楽天モバイル公式のau専用ガイドには、2021年10月以前に発売された製品の場合、製品によっては事前にSIMロック解除の手続きが必要と書かれています。「2021年10月以降ならSIMロックなし」と単純化はできないので、機種ごとに確認してください。
確認するのは2つです。楽天モバイル公式の対応製品ページで自分の機種が使えるかを見ること、そしてSIMロックが解除されているかを見ること。どちらも申し込み前に済ませられます。
申し込みに必要なのは、本人確認書類、楽天会員のIDとパスワード、クレジットカードまたは銀行口座の情報です。SIMは物理SIMとeSIMの2種類から選べます。
つまずきやすいのが本人確認です。楽天モバイルは本人確認書類の情報と楽天会員情報が一致している必要があります。引っ越しや結婚で楽天会員情報が古いままだと、ここで止まります。申し込む前に楽天会員情報を最新にしておいてください。
乗り換え手順と、いつ乗り換えるのが得か

手順そのものは5ステップで、MNP予約番号も要りません。つまずくとしたら、ワンストップが使えないケースに当たったときと、手続きを始めた時間帯です。
手続きそのものの進め方は楽天モバイルのMNP転入は5ステップで終わるにまとめました。
MNP予約番号は不要。ワンストップで完結する
MNPワンストップは2023年5月24日に始まった制度で、移転先に申し込むだけで移転元での予約番号の取得が不要になります。auから楽天モバイルは対象で、楽天モバイル公式のau専用ガイドにも予約番号の取得は不要と書かれています。
ただしワンストップが使えないケースが2つある
楽天モバイル公式の注意事項には、ワンストップが使えないケースが2つ挙げられています。MNP予約番号をすでに取得済みの場合と、ショップで申し込む場合です。
よかれと思って先にauで予約番号を取ってしまうと、かえって手順が増えます。オンラインで申し込むつもりなら、予約番号は取らずにそのまま楽天モバイルの申し込みへ進んでください。
すでに取ってしまった場合は予約番号ルートになります。Webから申し込むならMNPの有効期間が7日以上残っている必要があり、楽天モバイルのショップなら有効期間内であれば手続きできます。au側の予約番号窓口は0077-75470(9:00〜20:00)です。
申請の受付が進んでいるか不安になったときの確認方法は、楽天モバイルのMNPワンストップ申請受付は正常?待ち時間と5項目チェックリストでまとめています。
手順は5ステップ
- 事前準備(対応製品とSIMロックの確認、楽天会員情報の更新、データのバックアップ)
- 楽天モバイルに申し込む(プランとSIMタイプを選ぶ)
- 電話番号の引き継ぎ申請(my 楽天モバイルの申し込み履歴から「電話番号の引継ぎ(MNP)申請をする」を選び、「au」を指定してauの申請ページへ)
- auからの転入手続き
- 利用開始(回線切り替えと初期設定)
名義には注意してください。auの契約名義と楽天モバイルの契約名義が同じである必要があります。違う場合は先にauで名義変更するか、転入後に譲渡手続きです。楽天モバイルのショップなら転入と名義変更を同時に手続きできます。
MNP転出手数料は2021年4月1日から無料です。auを出るときに、手数料としてかかるお金はありません。
何日かかるか。答えは時間帯で決まる
「何日かかるか」の答えは、日数よりも手続きを始めた時間帯で決まります。楽天モバイル公式が受付時間を表で示しています。
| 手続き | 当日中に完了する | 翌9:00以降になる |
|---|---|---|
| 電話番号の引き継ぎ申請 | 0:00〜21:20 | 21:21〜23:59 |
| 転入手続き(開通) | 9:00〜21:00 | 21:01〜翌8:59 |
eSIMを選んで「スマホでかんたん本人確認」を使えば、申し込み完了後の最短は3分です(審査状況により変わります)。SIMカードを選ぶ場合は配送日数が加わり、届いてから「MNP転入を開始する」ボタンで手続きします。
電話が使えない時間はほとんど発生しません。ただし21時台を過ぎると翌朝9時以降に回るので、夜遅くから手続きを始めるのは避けてください。
ちなみにですが、21時以降に手続きしてもその日のうちに完了することもあります(実体験)。ただ基本は翌日以降、早ければラッキーくらいに思っておくのがいいでしょう。
乗り換えるなら月末が有利。その理由
「月末がベスト」と書いてある記事は多いのですが、理由まで書いてあるものは多くありません。根拠は両社の公式ページにあります。
au側は、使い放題MAX+とスマホミニプラン+の注意事項に「月途中でのご解約などの場合、日割りとはならず満額がかかります」と書かれています。いつ解約しても最終月は満額です。早く抜けても安くなりません。
楽天モバイル側は、契約初月の月額料金が日割りではなく、契約日から月末までに使ったデータ量に応じて決まります。月末に開通すればその月はほとんど使わないので、いちばん安い段階(3GBまで1,078円)に収まりやすくなります。
auは早く抜けても安くならない。楽天モバイルは遅く始めるほど初月が安い。この2つが重なるので、月末の開通が理にかなっています。
現実解は20〜25日ごろの申し込み
とはいえ月末ぎりぎりは危ないです。引き継ぎ申請は21:20、転入手続きは21:00を過ぎると翌日回し。SIMカードを選べば配送日数も要ります。20日から25日ごろに申し込んで月内に開通を終わらせるのが、無理のない進め方です。
よく「二重請求を避けられる」と書かれていますが、正確ではありません。乗り換えた月はauの満額と楽天モバイルの初月の両方が請求されます。避けられるのではなく、楽天モバイル側の初月をいくらに抑えるかを選べる、ということです。
なお楽天モバイルのオプションは加入月が日割りになりますが、15分(標準)通話かけ放題と国際通話かけ放題は日割り対象外で満額です。月末に開通するなら、オプションは翌月から付けるほうが無駄が出ません。
申し込み日から逆算した具体的なスケジュールの組み方は、楽天モバイルの乗り換えタイミングは月末がベスト!損しない逆算術で詳しく書いています。
オンラインと店舗、どちらで申し込むか
オンラインならMNPワンストップが使えて、eSIMなら最短即日で終わります。店舗はワンストップの対象外になるかわりに、名義変更を同時にできたり、予約番号を取ってしまった人でも有効期間内なら手続きできたりします。
名義がそろっていて対応製品も確認できているなら、オンラインで完結します。申し込み画面で選べるSIMタイプや当日必要になる書類は楽天モバイルの公式サイトで確認しながら進められます。
電波は大丈夫か。端末も買い替えるべきか
料金と手順で詰まるところが無くなると、最後に残るのが「電波」と「端末をどうするか」です。ここは金額だけでは決められません。
プラチナバンドは商用開始済み。ただし断定はできない
楽天モバイルは700MHz帯のプラチナバンドの商用サービスを2024年6月27日に開始しました。人口カバー率99.9%を達成したあとは、カバレッジホールを優先して自社基地局の展開を続けています。
プラチナバンドは700MHzから900MHzの周波数帯で、波長が長いぶんビルの壁を透過しやすく、障害物を回り込みやすい性質があります。auが長く使ってきた帯域と同じ土俵に乗った、ということです。
それでも「つながります」とは書けません。地下の深いところや建物の奥、山間部では体感差が出ることがあります。楽天モバイルの無制限も、混雑時などは公平なサービス提供のために速度制御をする場合があると公式に注記されています。
生活圏を先に確かめる方法
楽天モバイル公式には通信エリアマップと「1分でわかる!ご自宅の電波状況をチェック」が用意されています。自宅・職場・通勤経路の3か所を、申し込む前に見ておいてください。
不安が残るならデュアルSIMという手もあります。楽天モバイルをメインにしつつ低コストの回線をサブで持ち、しばらく試してから完全に移る形です。いきなり1本に絞らなくても構いません。
私は動画とゲーム、AIの利用で月に100GB以上を楽天モバイルで使っていて、iPadとパソコンもテザリングでつないでいます。これだけ使っても料金が無制限の段階で止まるのは、段階制のわかりやすいところです。
SIMのみか、端末も同時に買うか
楽天モバイルは他社から乗り換えると、はじめてお申し込み特典(キャンペーンコード2091)で10,000ポイントがもらえます。端末を同時に買うと、ここに上乗せが付きます。
| 同時購入する端末 | 10,000ptへの上乗せ | 合計 |
|---|---|---|
| iPhone 17e | 最大11,000ポイント | 最大21,000ポイント |
| iPhone 17 | 最大26,000円相当 | 最大36,000円相当 |
| iPhone 16e(48回払い) | 6,000ポイント | 最大16,000ポイント |
| Android | 最大13,000ポイント | 最大23,000ポイント |
端末の実額も出ています。iPhone 17e(256GB)は他社から電話番号そのままで乗り換えて楽天カードの48回払いにすると、1〜24回目が月1円から、25回目以降は月4,549円。iPhone 16e(128GB)は同じ条件で月1円から、25回目以降が月4,365円からです(本記事執筆時点)。
この48回払いは「買い替え超トクプログラム」の利用が条件です。25カ月目以降に端末を返せば残りの支払いは不要になりますが、返却時に事務手数料3,300円がかかり、破損があれば故障費用22,000円以上が別に必要です。返さずに使い続けるなら、25回目以降の金額を払っていくことになります。
ここで前の章の話とつながります。auの端末を返却して特典利用料 最大22,000円を払うくらいなら、その端末は払い切って手元に残し、楽天モバイル側で新しい端末を買うほうが総額で有利になることがあります。残債の計算とこの上乗せ分を、同じ紙の上に並べて比べてください。
乗り換えと端末購入をまとめて申し込む場合の進め方は、楽天モバイルの乗り換えと機種変更は同時申し込みが一番お得な理由で解説しています。
キャンペーンでつまずかないために
2091には条件が4つあります。キャンペーンページからのエントリー(申し込みと同じ月に必要で、申し込んだあとのエントリーは対象外)、MNPでの申し込み、プランの利用開始、そしてRakuten Linkを使った10秒以上の発信です。期限はどちらも申し込みの翌月末日まで。
この「Rakuten Linkで通話」が忘れやすいところです。親が申し込んだときは、忘れないようにその場で私に電話をかけてもらいました。手続きが終わった勢いのまま済ませてしまうのが確実です。
ポイントは一括では入りません。2091は3,000・3,000・4,000ポイントの3回に分かれ、受け取りの通知は条件達成が確認された月の翌々月末日ごろにRakuten Linkとメールで届きます。通知から2カ月後の月末までに受け取り手続きが要り、ポイント自体も期間限定です。
もうひとつ、併用できない組み合わせがあります。親はMNPと同時購入でOPPO A5 5Gを1円(22,001円から22,000円引き)で買いました。ここに落とし穴があります。
この特価(キャンペーンコード2178)は公式に「本キャンペーンとその他のキャンペーンは併用不可」と書かれています。1円の端末を取ると、回線の10,000ポイントは対象外になります。
「ここから申し込めばいいんでしょ」で条件を見ずに進む人は少なくありません。端末を安く買うのか、回線のポイントを取るのか。どちらが総額で得かを、申し込みボタンを押す前に決めてください。
併用できる組み合わせも金額も、キャンペーンは予告なく変わります。今どの組み合わせが有効かは楽天モバイル公式サイトで申し込み前に確かめてください。
auから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問(FAQ)
- auメールはいつまでに手続きすればいいですか?
-
auの解約から31日以内です。au回線で発行されたau IDが必要なので、IDを削除すると申し込めません。料金は1アドレス月330円。楽天モバイルからはクレジットカード払いのみになります。
- 機種代の分割が残っていても申し込めますか?
-
残債があっても申し込めます。auの分割はau側で続き、一括請求にはなりません。ただし料金と合算で払っていた人は、解約後の請求方法をMy auで確認してください。
- 乗り換えの途中で電話が使えない時間はありますか?
-
ほとんど発生しません。eSIMで「スマホでかんたん本人確認」を使えば最短3分で切り替わります。ただし引き継ぎ申請は21:20、転入手続きは21:00を過ぎると、翌朝9時以降に回ります。
- 楽天モバイルが合わなかったら、auに戻せますか?
-
番号はそのままauへ戻せます。ただし楽天モバイルは利用開始から1年以内の解約で解約事務手数料がかかり、au側にも契約事務手数料が必要です。戻る前提で動くより、先にエリアを確かめてください。
- データ移行は自分でできますか?
-
端末を変えないなら、データはそのまま残るので移行の作業自体が不要です。買い替える場合はiPhone同士ならクイックスタート、Android同士ならGoogleアカウントの同期が使えます。
まとめ:auから楽天モバイルへの乗り換えで押さえる要点

auから楽天モバイルへの乗り換えは、手順そのものは5ステップで終わります。判断が要るのは下げ幅がいくらになるかと、端末をどうするかの2つだけです。
- My auで契約日を確認する(2025年10月1日以降の契約は1年以内の解約で1,100円)
- 端末プログラムに「+」が付いているか(返却には特典利用料 最大22,000円)
- 家族割プラスの回線数(3回線なら残る2人で月1,100円増、2回線なら割引が消える)
- auメールを登録しているサービスの棚卸し(持ち運び年3,960円か、楽メールで0円か)
- 自宅・職場・通勤経路の電波(エリアマップと自宅の電波チェック)
auの使い放題MAX+を割引なしで使っているなら、楽天モバイルに乗り換えると月4,510円、1年で54,120円下がります。家族割プラスやauスマートバリューをすべて適用している人でも、年間では23,760円の差です。
家族割への影響や端末の返却費用を差し引いても安くなるなら、auを使い続けるほど毎月の差額が積み上がっていきます。
現在の乗り換え特典と、今のスマホがそのまま使えるかを確認したうえで、実際にいくら下がるかを確かめてみてください。
\乗り換えでいくら下がるか確認する/
/対応製品と現在の特典を公式で確認\
この記事の情報源
この記事は、楽天モバイルとauの公式ページ、KDDIのニュースリリース、総務省の案内を確認したうえで、筆者自身が楽天モバイルを使ってきた経験を加えて書いています。
- 楽天モバイル公式「Rakuten最強プラン・Rakuten最強U-NEXTのプラン詳細」
- 楽天モバイル公式「auから電話番号そのままで乗り換え(MNP)」
- 楽天モバイル公式FAQ「月の途中で契約した場合、契約初月の月額料金はどうなりますか?」
- 楽天モバイル株式会社「楽天モバイル、”プラチナバンド” 700MHz帯での商用サービスを開始」(2024年6月27日)
- au公式「使い放題MAX+ 5G/4G」
- au公式「スマホミニプラン+ 5G/4G」
- au公式「スマホトクするプログラム+」
- au公式「auメール持ち運び」
- au公式「家族割プラス」
- au公式「他社から乗りかえ/UQからau乗りかえのお客さま」
- KDDI「スマホをおトクに購入できる『スマホトクするプログラム+』を提供開始」(2026年2月18日)
- 総務省「MNPワンストップ申請開始に伴う総務省『携帯電話ポータルサイト』の更新について」

