高齢者は楽天モバイルとワイモバイルどっちがお得?料金・通話・シニア割を徹底比較

当ページのリンクには広告が含まれています。
高齢者は楽天モバイルとワイモバイルどっちがお得?料金・通話・シニア割を徹底比較

こんにちは、MNP図鑑のハルです。60歳を過ぎた親のスマホ代を見直すとき、名前が挙がりやすいのが楽天モバイルとワイモバイルの2社。どちらも「シニア向けの割引があります」と案内していますが、中身はまったく別物です。

まず、割引の対象年齢が5歳ちがいます。楽天モバイルは65歳の誕生月から、ワイモバイルは60歳から。しかも楽天は毎月のポイント還元で、ワイモバイルは通話オプションの値引き。安くなる場所そのものがずれています。

もうひとつの分かれ目が通話。楽天モバイルはRakuten Linkというアプリから掛ければ対象の国内通話が無料になります。ワイモバイルは標準の電話アプリのままで、かけ放題は有料オプション。親がアプリを使えるかどうかで、答えがひっくり返るわけですね。

この記事では両社の料金を同じ条件に並べ直し、どちらがどんな人に向くのかを切り分けていきます。金額はすべて税込・本記事執筆時点のものです。

この記事でわかること
  • 楽天モバイルとワイモバイルの月額をデータ量別に並べた金額
  • シニア向け割引の対象年齢と中身が両社でどう違うか
  • ワイモバイル公式の「月1,958円」が成立するための条件
  • 60歳以上と65歳以上、それぞれで選ぶときの分かれ目
プロフィール(著者情報)
MNP図鑑 管理人 ハル

運営者:ハル

MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親

mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

管理人が実際に契約してきた楽天モバイル・IIJmio・mineo・LINEモバイル・DTI SIM・OCN モバイル ONE・モンスターモバイル・AIR WiFi・どこよりもWiFiのSIMカードとポケットWiFi

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。

料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。

▶ 運営者情報(詳しいプロフィール)

目次

楽天モバイルとワイモバイルの料金比較

まず、割引もオプションも付けない素の月額を並べます。料金の作り方が違うので、同じデータ量で見ないと比べられません。

プラン料金はデータ量で位置が入れ替わる

楽天モバイルのRakuten最強プランは使った量で請求が3段階に動き、ワイモバイルのシンプル3はS・M・Lから自分で選ぶ形。データ量ごとに置き換えると次のようになります。

1カ月に使うデータ量楽天モバイルワイモバイル
3GBまで1,078円3,278円(シンプル3 S・5GB)
5GBまで2,178円3,278円(シンプル3 S・5GB)
20GBまで2,178円4,378円(シンプル3 M・30GB)
30GBまで3,278円4,378円(シンプル3 M・30GB)
35GBまで3,278円5,478円(シンプル3 L・35GB)
35GB超3,278円該当プランなし

どのデータ量で切っても月額そのものは楽天モバイルが下です。ただしシンプル3 Lには10分以内の国内通話かけ放題が追加料金なしで付きます。

楽天モバイル最強プランの料金表。3GB、20GB、ギガ無制限の通常料金と家族割料金
Rakuten最強プランは1人で使うと3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上は3,278円。出典:楽天モバイル公式サイト

使わない人ほど差が開く

高齢の親御さんに多いのは、電話とLINEとたまに地図、くらいの使い方。この層は月に3GBも使いません。楽天モバイルなら1,078円です。

対してワイモバイルの下限はシンプル3 Sの5GBで3,278円。ここより下の受け皿が無いので、1GBしか使わなくても3,278円。月2,200円、1年で26,400円の差です。

大容量側でも上限は楽天が低い

逆に動画をよく見る親御さんの場合。楽天モバイルは20GBを超えると3,278円で頭打ちになり、そこから先はどれだけ使っても同じ請求です。混雑時などに公平なサービス提供のための速度制御が入ることはありますが、データ量の上限はありません。

ワイモバイルの最大はシンプル3 Lの35GBで5,478円。超えると速度が落ちます。月に何十GBも使う人には、上限のあるなしがそのまま安心感の差になりますね。

ご両親が毎月どのくらい使っているかは、いまの請求書を見ればわかります。その数字を持ったうえで、楽天モバイルの料金表と突き合わせると、どの段階に落ちるかが見えてきます。

シニア割引は対象年齢が5歳違う

両社とも高齢者向けの特典を用意しています。ところが対象年齢も、安くなる場所も一致していない。ここを取り違えると「申し込んだのに何も変わらない」が起きます。

楽天モバイルは65歳の誕生月から

楽天モバイルの「最強シニアプログラム」は65歳の誕生月以降が対象。10月に65歳になる方なら、9月はまだ対象外です。

中身は毎月110ポイントの還元。値引きではないので請求書の金額そのものは下がりません。最強家族割を適用した3GB利用時なら請求は968円で、そこへ110ポイントが後から入る形。公式の「実質858円」はこの計算です。

手続きで引っかかりやすいのがエントリー。しかも65歳以上の契約者本人の楽天IDで登録する決まりです。息子さんや娘さんのIDでは還元されません。毎月やり直す必要はありませんが、紐づく楽天IDが変わったときは再エントリーが要ります。

付与は条件を満たした月の翌々月末ごろ。期間限定ポイントで、複数回線を契約していても110ポイントのままです。家族割との重ね方はシニア割と家族割の併用条件で詳しく書いています。

65歳以上向け楽天モバイル最強シニアプログラム。家族割適用後968円が110ポイント還元で実質858円
最強シニアプログラムは要エントリー。家族割適用後の税込968円に110ポイントが還元され、公式表記は実質858円。出典:楽天モバイル公式サイト

ワイモバイルは60歳から通話が安くなる

ワイモバイルの「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」は名前のとおり60歳から。値引きされるのはプラン料金ではなく通話オプションで、月1,100円が永年引かれます。

時間無制限でかけ放題になる「スーパーだれとでも定額+」が1,980円のところ880円に。シンプル3 L専用の「スーパーだれとでも定額+(L)」は1,100円が0円です。Lを選んだ60歳以上の方は、かけ放題を無料で付けられる計算になります。

条件はキャンペーンへの申し込みと、シンプル3・シンプル2・シンプルのいずれかへの加入。加えて年齢を確認できる書類(運転免許証、資格確認書など)の提示が求められます。

60歳から64歳は片方しか土俵に乗らない

この5歳の差は、選ぶ段になると効いてきます。63歳の親御さんの場合、ワイモバイルの特典は使えて、楽天モバイルの最強シニアプログラムは使えません。

ただし、だから楽天が不利という話にはなりません。Rakuten Linkからの対象国内通話が無料になる仕組みは年齢と無関係で、3GBまで1,078円という段階制の料金も同じ。シニア特典が付かなくても骨組みは変わらないわけです。

通話の仕組みが根本から違う

ここがいちばん大事な章。両社は「通話を安くする」という同じゴールへ、まったく別の道から向かっています。

楽天モバイルはアプリから掛ければ無料

楽天モバイルはRakuten Linkという専用アプリを配っていて、そこから発信した対象の国内通話は料金がかかりません。何分でも何回でも、固定電話宛ても対象です。

ただし無料になるのはLinkから掛けたときだけ。端末に最初から入っているOS標準の電話アプリから掛けると30秒22円がかかります。0570から始まる他社接続サービスや一部の特番(188)は、Linkを使っても対象外です。

アプリを使わず定額へ寄せたいなら、月1,100円の「15分(標準)通話かけ放題」があります。標準アプリから掛けた1回15分以内の国内通話がかけ放題になり、国内SMSも送り放題。15分を超えた分は30秒22円です。

Rakuten Linkアプリなら固定電話への通話も無料で電話番号とデータ容量はそのまま
Rakuten Linkから発信した対象の国内通話は無料。電話番号もデータ容量もそのまま使える。出典:楽天モバイル公式サイト

ワイモバイルは有料オプションで定額にする

ワイモバイルに通話用のアプリはありません。使うのは普段どおりの電話アプリで、通話料は30秒22円。ここを定額にするため、月額のオプションを足していく作りです。

10分以内なら「だれとでも定額+」が880円。時間無制限の「スーパーだれとでも定額+」は1,980円で、60歳以上の割引を受けると880円。シンプル3 Lなら「スーパーだれとでも定額+(L)」が1,100円、60歳以上は0円です。

国際電話、衛星電話宛て、留守番電話センターへの通話、ナビダイヤル(0570)、番号案内(104)は無料通話の対象外。この除外の考え方は楽天モバイル側とほぼ同じです。

通話の形楽天モバイルワイモバイル(60歳以上)
標準の電話アプリ30秒22円30秒22円
アプリで無料になるRakuten Linkで0円該当なし
時間制限つき定額15分かけ放題 1,100円だれとでも定額+ 880円(10分)
時間無制限のかけ放題該当なしスーパーだれとでも定額+ 880円
シンプル3 Lの場合該当なしスーパーだれとでも定額+(L)0円

アプリを使えるかが分かれ目

時間無制限のかけ放題を用意しているのはワイモバイルだけ。しかも60歳以上なら880円、Lなら0円。1回の電話が長引く親御さんには、この仕組みがそのまま効きます。

一方の楽天モバイルは、アプリを開く一手間を受け入れられるなら通話料が0円。問題は、その一手間を毎回きちんとやれるかどうかです。

うちの両親の場合、乗り換えた当初はLINEの通話と使い分けていました。それが今ではRakuten Linkのほうがメインになっています。慣れれば置き換えは進むという例です。

気をつけたいのは着信の折り返し。標準アプリの履歴から掛け直すとLinkを通らず、通話料がかかります。通話中心の使い方だと月いくらになるかは高齢者が通話のみで使う場合にまとめました。

ハル

電話の掛け方が変わるのを嫌がる親御さんもいます。そこは無理をさせず、かけ放題を付けられる側を選んだほうが結果的に安心です。

楽天モバイルが向く
ワイモバイルが向く
  • アプリのアイコンを押して発信できる
  • データをほとんど使わない、または使い放題がほしい
  • 楽天市場や楽天カードを使っている
  • 手続きを家族が横で手伝える
  • 電話は標準アプリのまま変えたくない
  • 1回の通話が長く、時間無制限にしたい
  • 60歳から64歳で、いま特典がほしい
  • SoftBank AirかSoftBank光を契約している
  • 困ったら店舗で見てもらいたい

ご両親がどちら側に寄るかは、電話の掛け方を思い浮かべれば判断が付くはず。Link中心で回せそうなら、楽天モバイル公式サイトで条件を並べて確かめられます。

家族割は効き方が逆になる

ご両親2人分をまとめて契約する家庭は多いはず。ところが家族割の設計が正反対なので、2回線にした瞬間に差の付き方が変わります。

楽天は全員が110円引き

楽天モバイルの「最強家族割」は参加した家族が1人につき110円引きで、1回線目も2回線目も同じように引かれます。3GBまで968円、20GBまで2,068円、無制限帯は3,168円。

手続きは代表者1人がグループを作る形で、作成にはRakuten Linkアプリが要ります。Web版でのグループ作成は終了しました。

もうひとつ落としやすいのが名義。回線を使う本人の名義で、1人1回線ずつ申し込むのが条件です。

ワイモバイルは2回線目から1,100円引き

ワイモバイルの「家族割引サービス」は割引額こそ1,100円と大きいものの、対象は2回線目以降だけ。最大9回線まで組めますが、1回線目には何も引かれません。

さらに、おうち割 光セット(A)とは重複しません。両方の条件を満たしても、適用されるのはどちらか一方です。

夫婦2回線で並べるとこうなる

ご夫婦2人、データはあまり使わない前提で計算します。楽天モバイルは3GBまで、ワイモバイルは最小のシンプル3 Sです。

内訳楽天モバイル(3GBまで)ワイモバイル(シンプル3 S)
1人目968円3,278円
2人目968円2,178円
2回線の小計1,936円5,456円
通話を定額にする費用Rakuten Linkで0円880円×2人=1,760円
合計1,936円7,216円

差は月5,280円、1年で63,360円。ただしワイモバイル側におうち割 光セット(A)を当てていない計算なので、SoftBank AirやSoftBank光を契約していると景色が変わります。

楽天モバイル側の1,936円には、65歳以上ならさらに110ポイント×2人分の還元が乗ります。ただし請求から引かれるわけではないので、家計簿に書く数字は1,936円のままです。

月1,958円が成立する条件

ワイモバイル公式は「60歳以上は国内通話し放題で1,958円」と案内しています。この数字だけ見ると楽天モバイルより安く映るので、内訳をほどきます。

項目金額
シンプル3 S(5GB)3,278円
おうち割 光セット(A)−1,650円
PayPayカード割(ゴールド)−550円
スーパーだれとでも定額+1,980円
60歳以上 通話ずーっと割引−1,100円
合計1,958円

ここには前提が2つ隠れています。SoftBank AirまたはSoftBank光を契約していること、そして支払いがPayPayカード ゴールドであること。どちらか欠けると、この金額にはなりません。

おうち割の前提になるSoftBank光は、2026年12月1日から月額基本料が330円上がると公式が告知しています。セットで組む場合は、家全体の通信費で見ておくほうが安全です。

自宅のネットが他社の光回線なら、おうち割の1,650円は乗りません。家族割引サービスに切り替えても2回線目からの1,100円引きなので、1人目は3,278円のまま。通話を足して4,158円、公式の1,958円とは2,200円の差です。

同じ条件を楽天モバイルに置き換えると、家族割ありの3GBで968円、通話はRakuten Linkで0円。自宅のネット回線が何であっても金額は動きません。ここが両社の考え方の違いで、ワイモバイルの安い例はソフトバンク経済圏に片足を入れていることが前提になっています。

「実質」という言い方は両社とも使いますが、意味が違います。ワイモバイルの1,958円は請求される金額。楽天モバイルの「実質858円」は請求968円に対して110ポイントが後から還元される計算です。ポイントは期間限定で、有効期間は付与日を含めて6カ月です。

自宅のネット回線と支払い方法を思い出したうえで、どちらの前提なら自分たちに当てはまるかを見比べてみてください。楽天モバイル側の条件は楽天モバイル 料金プランのページに一通りまとまっています。

迷惑電話対策と店頭サポートの差

高齢の親御さんの回線を選ぶとき、料金と同じくらい気になるのが詐欺電話。ここは両社の考え方がはっきり分かれます。

楽天の安心パックは3つセットで実質1,100円

楽天モバイルは「15分(標準)通話かけ放題」「あんしん操作サポート」「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」の3つをまとめて申し込む形。通常1,980円で、65歳以上の最強シニアプログラムに参加していると880ポイントが還元され、公式表記は実質1,100円です。

注意点は1つでも解約すると対象外になること。さらにWebから申し込むときは、最初の画面で「15分(標準)通話かけ放題」を「加入する」にチェックしないと、あとから3点セットにできません。

3つ揃うと、楽天損害保険のオレオレ詐欺対策保険が追加費用も手続きもなしで自動付帯します。補償は1回あたり最大60万円。ただし実際に振り込んでしまったお金そのものは補償されません。

迷惑電話対策アプリには死角がある

ここは他であまり書かれていない話。Whoscallが見張るのはOS標準の電話アプリの着信とSMSで、Rakuten Linkへの着信・SMSは検知の対象外だと公式の注記にあります。

つまり通話をLinkに寄せるほど、迷惑電話対策の働く範囲は狭くなります。詐欺対策を主目的にオプションを付けるなら、この矛盾は知っておきたいところ。

ちなみに、うちの両親には迷惑電話らしい着信が来ていないため、安心パックは付けていません。

ワイモバイルは端末と店頭で守る

ワイモバイルはオプションで足すのではなく、機種そのものに対策機能を積む方向です。かんたんスマホ5には迷惑電話や悪質アプリへの対策機能と、家族が遠隔で操作を手伝える「家族サポート」。らくらくスマートフォンaにも迷惑電話対策と、困りごとをワンタッチで呼び出す「押すだけサポート」が付いています。

店舗網にも差があります。ワイモバイルは全国2,000店以上で対面サポートを実施。店頭ではデータ移行などの無料スマホ教室も開かれているそうです。

楽天モバイルショップは2022年3月に1,000店舗を突破したと公式が発表しています。あんしん操作サポートに入れば契約後も店頭で操作を教えてもらえますが、一部の家電量販店では対応していません。行く前に確認しておくと確実です。

乗り換えなら端末は1円から選べる

親のスマホを替えるなら本体代も一緒に考えます。両社とも他社からの乗り換えに厚い値引きを当てていて、条件がそろえば1円で新品が手に入ります。

楽天モバイルで1円になる機種

本体22,001円のところ、他社から乗り換えると22,000円が値引きされ、支払い総額1円になる機種が3つ。nubia S2R、OPPO A5 5G、Samsung Galaxy A25 5Gです。

うちの両親が楽天モバイルを選んだのも、これが決め手でした。他社と細かく見比べたというより、1円で新しい端末に替えられるという一点。届いたのはOPPO A5 5Gです。

楽天モバイルで乗り換えと同時に1円で購入したOPPO A5 5Gの背面とカメラユニット
乗り換えと同時に購入したOPPO A5 5G。本体22,001円から22,000円が値引きされ、支払い総額は1円になった

値引きの対象は他社から乗り換えた場合です。新しい電話番号での契約や、製品だけの購入では金額が変わります。また公式に「ポイントキャンペーンと値引きキャンペーンは、併用できません」と明記されているので、22,000円の値引きを取ると端末のポイント還元は付きません。

ワイモバイルのシニア向け2機種

ワイモバイルは高齢者向けに作られた機種を正面から用意しています。かんたんスマホ5は乗り換えで一括1円。6.3インチのFHD+ディスプレイに、電話やメールをワンタッチで開く3つのボタンが付きます。

らくらくスマートフォンaは乗り換えで一括4,980円。約6.1インチの画面で、9時から20時まで無料の電話サポートを受けられます。

ここはワイモバイルのはっきりした持ち味。楽天モバイルのラインアップに、シニア専用として設計された機種はありません。1円で買える3機種はあくまで一般向けのAndroidです。文字を大きくしたりホーム画面を整えたりする作業を家族が引き受けられるかで、評価が変わります。

どの機種がいくらで買えるかは入れ替わりが早いところ。候補が固まったら、楽天モバイル Android一覧で在庫と価格を確かめておくと無駄がありません。

65歳以上なら敬老キャンペーンが効く

ここまでは毎月の固定費の話。65歳以上の方に限っては、最初の1年だけ景色が変わる仕組みが楽天モバイル側にあります。

楽天モバイル65歳以上向け敬老キャンペーンでプラン料金が実質1年間無料になる案内
65歳以上限定の敬老キャンペーン。要エントリーで、初めての申し込みが対象。出典:楽天モバイル公式サイト

特典は2つ。プランへの初めての申し込みで11,748ポイント、対象オプション3つで最大5,500ポイントです。

11,748ポイントは、3GB未満かつ家族割適用後の1年分にあたる11,616円をわずかに上回ります。だから公式は「プラン料金 実質1年無料」と書いているわけですね。オプション側も6カ月分の11,880円に対する還元です。

敬老キャンペーンの条件
  • 65歳以上で、対象プランへの初めての申し込み
  • キャンペーンへのエントリー
  • クーポンコード「SNRRSP00000002」を適用して申し込む
  • 開通の翌月末までにRakuten Linkで10秒以上の通話
  • データタイプは対象外
  • 対象オプションを1つでも解約すると対象外

ポイントは条件を満たした月の翌々月末ごろから6カ月かけて分けて入ります。期間限定ポイントなので、受け取り忘れには気をつけてください。

ここで正直に書いておくと、この特典は1年と6カ月で終わります。対するワイモバイルの60歳以上の割引は永年です。2年目、3年目と使い続ける前提なら、初年度の差はいずれ埋まっていきます。

それでも、家族割込みの3GBが968円という土台と、Rakuten Linkで通話が0円という骨組みは特典が終わっても残ります。エントリーとクーポンコードの位置も含めて、申し込み画面で実物を確かめてみてください。

\申し込みは自宅のパソコンやスマホから/

/敬老キャンペーンの適用条件を確かめる\

高齢者のスマホ選びに関するよくある質問(FAQ)

60歳ですが、楽天モバイルのシニア割引は使えますか?

最強シニアプログラムの対象は65歳の誕生月以降なので、60歳では使えません。ただし対象外でも、Rakuten Linkからの対象国内通話が無料になる仕組みと、3GBまで1,078円という段階制の料金は年齢に関係なく同じです。

ワイモバイルに通話だけの安いプランはありますか?

シンプル3の最小はSの5GBで、月3,278円。データをまったく使わなくてもここが下限です。通話中心なら、3GBまで1,078円でRakuten Linkの通話が無料になる楽天モバイルのほうが月額は下がります。時間無制限のかけ放題が要る場合だけ、ワイモバイルの出番になります。

楽天モバイルの「実質858円」は請求される金額ですか?

いいえ。最強家族割を適用した3GB利用時の請求は968円で、そこへ最強シニアプログラムの110ポイントが後から還元される計算です。エントリーしていないと付きません。口座から引き落とされる金額は968円になります。

かんたんスマホは楽天モバイルでも買えますか?

かんたんスマホ5とらくらくスマートフォンaはワイモバイルの取り扱いです。楽天モバイルにシニア専用として作られた機種はなく、乗り換えで支払い総額1円になる3機種はいずれも一般向けのAndroid。文字サイズやホーム画面の調整を家族が手伝えるなら問題なく使えます。

親の回線を子どもの名義でまとめて契約してもいいですか?

楽天モバイルの最強家族割は、回線を使う本人の名義で1人1回線ずつ申し込むのが条件です。まとめて子ども名義にすると家族割の形になりません。エントリーも65歳以上の契約者本人の楽天IDで行う決まり。名義は親御さんのままにして、申し込み操作を家族が横で手伝う形が無難です。

高齢者向け楽天モバイルとワイモバイル比較まとめ

選ぶときに手元へ残る形でまとめます。

選ぶ前に押さえる6つ
  • シニア特典は楽天が65歳の誕生月から、ワイモバイルは60歳から
  • 3GBまでなら楽天1,078円、ワイモバイルの下限はシンプル3 Sの3,278円
  • 通話は楽天がRakuten Linkで0円、ワイモバイルは有料オプションで定額
  • 家族割は楽天が全員110円引き、ワイモバイルは2回線目以降1,100円引き
  • ワイモバイルの1,958円はSoftBank Air/光とPayPayカード ゴールドが前提
  • シニア専用に設計された機種を選べるのはワイモバイルだけ

分かれ目は、やはり通話アプリ。ご両親がRakuten Linkのアイコンを押して発信できるなら、月額も通話料も楽天モバイルのほうが低く収まります。データを使わない人にも、動画をよく見る人にも当てはまる話です。

反対に、電話の掛け方は今まで通りにしたい、1回の通話が長い、困ったら近所の店で見てもらいたい。この条件が並ぶならワイモバイルです。60歳から64歳の方も、いま特典を受けられるのはワイモバイル側だけ。使い方で答えが変わるので、どちらが上という話ではありません。

そのうえで65歳を過ぎている親御さんなら、敬老キャンペーンの有無が初年度に効きます。エントリーとクーポンコードが要るので、申し込む前に条件を読んでおくと取りこぼしません。

料金もキャンペーンも改定の早い分野です。この記事の数字は本記事執筆時点のもので、正確な情報は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。ご両親の使い方だと月額がいくらになるか、実際の申し込み画面で確かめるのがいちばん早いです。

\来店なしで手続きまで進められます/

/年齢別の割引と端末の在庫をチェック\

この記事の情報源

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

"万能な格安SIMは存在しない"

格安SIM歴8年・10社以上を実際に契約してきた40代パパが、
スマホ代を月12,000円から3,000円まで削減した経験をもとに、
MNP乗り換えとスマホ選びの本音情報を発信しています。

mineo・楽天モバイル・IIJmio・UQモバイル・モンスターモバイルなど、
自分の足で使い倒してきた格安SIM・ポケットWiFiの本音と、
徹底リサーチしたスマホ端末情報を、等身大の言葉でお届けします。

目次