こんにちは、MNP図鑑のハルです。親のスマホ代を見直すとき、いちばん引っかかるのが「電話しか使わないのに、なんでこの金額なんだ」というところだと思います。データはほぼ余っている。それでも毎月数千円が出ていきます。
楽天モバイルは、この「電話中心」の使い方と相性がいい会社です。家族割を入れれば3GBまで月968円(税込)で、国内通話は専用アプリのRakuten Linkを使うかぎり無料。65歳以上には別枠のポイント還元もあります。
ただし条件があります。無料になるのはRakuten Linkから発信したときだけで、標準の電話アプリで掛けると30秒22円(税込)。しかも着信がどちらのアプリに来るかは、AndroidとiPhoneで違います。ここを知らずに親へ持たせると、想定と違う請求が届きます。
通話中心の高齢者に楽天モバイルは安いのか、他社といくら違うのか、どこでつまずくのか。数字を出して見ていきます。
- 電話中心の高齢者が楽天モバイルを使ったときの月額
- Rakuten Linkで無料にならない通話と、着信のややこしさ
- 65歳以上の還元と敬老キャンペーンで1年目がいくらになるか
- ワイモバイル・au・povoなど他社の通話プランとの料金差

運営者:ハル
MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親
mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。
料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。
電話中心の高齢者に楽天モバイルは合うのか
結論から。専用アプリを使い分けられる人なら文句なしに安い。難しい人でも、オプションを足せば大手キャリアより安く収まります。分かれ目はそこだけです。
家族割ありなら3GBまで月968円
Rakuten最強プランは、その月に使ったデータ量で請求が自動的に決まります。最強家族割を組むと1回線110円引き。電話中心の人が着地するのはいちばん下の帯です。
| その月のデータ量 | 通常 | 家族割あり |
|---|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 | 968円 |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超(無制限) | 3,278円 | 3,168円 |
すべて税込、本記事執筆時点の金額です。電話とLINE、たまに地図を見るくらいなら3GBは超えません。つまり月968円が実際の基本料です。
この段階制は「3GBで通信が止まる」設定ではありません。動画を見て3GBを超えれば、その月は自動的に2,068円の帯に上がります。ただし、使いすぎても3,168円で止まります。
分かれ目はアプリを使い分けられるか
楽天モバイルの国内通話無料は、プランに最初から付く権利ではありません。Rakuten Linkというアプリから発信したときだけ無料です。もともと入っている緑色の電話アプリで掛けると、30秒22円(税込)がかかります。
ここが関門です。長年ガラケーを使ってきた人に「電話は別のアプリから」を覚えてもらうのは、思っている以上に骨が折れます。逆に、そこを越えられる人には他社が太刀打ちしにくい料金になります。
難しければ15分かけ放題を足す
使い分けが無理そうなら、標準の電話アプリ向けのオプションがあります。「15分(標準)通話かけ放題」が月1,100円(税込)。いつもの電話アプリから掛けても、1回15分以内なら何度でも無料です。
3GB帯の968円と足すと月2,068円。大手キャリアで同じことをすると倍近くになります。差額は後半の比較表で。
親がどちらのタイプかで、選ぶ形も金額も変わります。プランそのものの最新の条件は楽天モバイルの公式サイトでも確認できます。
Rakuten Linkの無料通話と落とし穴
「国内通話無料」の言葉だけで契約すると、あとから例外に気づいて驚きます。どこまでが無料で、どこから料金がかかるのか。先に押さえておきましょう。

0570と188は無料の対象外
Rakuten Linkから掛ければ、相手が固定電話でも他社の携帯でも国内通話は無料です。ただし0570などから始まる他社接続サービスと、一部特番(188)への通話は無料通話の対象外と公式に明記されています。
0570はナビダイヤルと呼ばれる番号で、銀行や保険会社、自治体の窓口で広く使われています。年齢を重ねるほど、こういう窓口に電話する機会は増えるもの。無料だと思って長電話すると通話料が乗ります。188は消費者ホットラインです。
0570の窓口は、フリーダイヤルや市外局番の番号が別に用意されていることが多いです。問い合わせページを見て、0570以外があるならそちらに掛ける。これだけで対象外の通話料はかなり避けられます。
着信はどちらのアプリに来るのか
ここが抜けやすいところ。発信はRakuten Link、では着信は。答えはAndroidとiPhoneで違います。
Androidの場合、Rakuten Linkにログインしていれば、相手がLinkから掛けてきても、固定電話や他社の携帯からでも、着信はRakuten Link側に来ます。ログアウトしていると標準の電話アプリに来ます。
iPhoneは違って、Rakuten Linkを使っていない相手からの電話はiPhone標準の電話アプリに着信します。親が受ける電話のほとんどは、緑色のいつもの画面に出るわけですね。
効いてくるのは「折り返し」です。iPhoneは標準アプリの履歴からもRakuten Linkで折り返せますが、番号の横のマークを選び、発信からLinkを選ぶ、と手数がかかる。Androidの標準電話アプリの履歴からは、そもそも折り返しができません。裏を返せばAndroidは着信も履歴もLinkにまとまるということで、通話中心で使うなら、この一点だけでもAndroidのほうが素直です。
うちの両親の端末では、ホーム画面のいちばん手前にRakuten Linkを置き直し、文字サイズも大きくしました。掛けるときに迷わない場所にアイコンがあるかで、定着のしかたはだいぶ変わります。
15分かけ放題は日割りにならない
標準の電話アプリで掛けたい人向けが「15分(標準)通話かけ放題」。月1,100円(税込)で、1回15分以内の国内通話が何度でも無料です。15分を超えた分は30秒22円(税込)。国内SMSも1日200通まで送り放題になります。
注意点が3つ。ひとつ、日割りになりません。月の途中で入っても1カ月分です。ふたつ、0570と188が対象外なのはRakuten Linkと同じ。みっつ、加入していてもRakuten Linkからの通話は無料のままで、両方が同時に効きます。
初回利用は1カ月無料。親が標準アプリで掛ける癖から抜けられるかを、この1カ月で見てから決めるのが現実的でしょう。楽天モバイルのかけ放題が終了したという噂を見かけることもありますが、標準アプリ向けのかけ放題は今もこの形で残っています。
65歳以上なら1年目の負担はいくらか
ここまでは全年齢に共通する話。65歳以上には別枠でポイント還元とキャンペーンがあります。

シニアプログラムは値引きではない
対象は65歳の誕生月以降で、毎月110ポイントが還元されます。大事なのは、これが値引きではなくポイント還元だという点。請求は968円のままで、あとから110ポイントが入り、公式表記で実質780円(税込858円)になります。
対象オプションのパックにも特典があります。次の3つをすべて付けると、通常1,980円(税込)に毎月880ポイントが還元され、公式表記で実質1,000円(税込1,100円)です。
| オプション | 月額(税込) | 中身 |
|---|---|---|
| 15分(標準)通話かけ放題 | 1,100円 | 標準アプリで1回15分以内かけ放題 |
| あんしん操作サポート | 550円 | 店舗で操作を教えてもらえる |
| 迷惑電話・SMS対策 by Whoscall | 330円 | 知らない番号の発信元表示と自動着信拒否 |
この3つがそろうと、楽天損害保険のオレオレ詐欺対策保険が追加費用なしで付きます。補償は1回あたり最大60万円。ただし振り込んだお金そのものは補償されません。対象は損害賠償請求などの費用です。
オプションパックの特典は3つそろっているのが条件です。1つでも解約すると対象外になり、詐欺対策保険も外れます。「操作サポートは使わないから」と落とすと、残り2つの還元まで消えます。
エントリーを忘れると1円も入らない
最強シニアプログラムはエントリーが必須。65歳以上なら自動で安くなるものではありません。しかもエントリーするのは65歳以上の契約者本人の楽天IDです。子ども側が自分のIDでエントリーしても還元されません。
付与は条件を達成した月の翌々月末日ごろ。有効期間は付与日を含めて6カ月の期間限定ポイントです。複数回線を契約していても110ポイントで、回線ごとには増えません。
親名義か子ども名義かで悩む家庭は多いですが、シニアの還元を取るなら親本人の名義と楽天IDが前提です。楽天モバイルのシニア割と家族割の併用条件は別記事に書いています。
敬老キャンペーンで1年目が変わる
65歳以上限定の敬老キャンペーンも別に走っています。特典は2つ。

プラン申し込み特典は11,748ポイントで、6回に分けて1回1,958ポイントずつ。家族割適用後の3GB帯を1年使った料金が11,616円(968円×12カ月)なので、シニアプログラムの1,320ポイントを足した13,068ポイントで「プラン料金実質1年無料」という計算です。
オプション申し込み特典は最大5,500ポイントで、5回に分けて1,100ポイントずつ。3オプションの6カ月分11,880円に対し、880ポイント×6カ月と15分かけ放題の初月無料を合わせて「オプション料金実質6カ月無料」となります。
条件を1つ落とすと全部消える
金額が大きいぶん、条件は細かい。プラン申し込み特典は次の全部を満たす必要があります。
- キャンペーンページからエントリーする
- Rakuten最強プランまたはRakuten最強U-NEXTに初めて申し込む(新規でも乗り換えでも可)
- 申し込みの翌月末日23:59までに、開通手続き・Rakuten Linkで10秒以上の通話・最強シニアプログラムへのエントリーを終える
- 申し込み時点で65歳の誕生月以降である
データタイプは対象外。オプション特典のほうはポイントが入り切る前に1つでも解約すると対象外になります。「Rakuten Linkで10秒以上通話」も見落としがちですね。子ども側が設定だけ済ませて渡すと、この1本が抜けます。
65歳以上なら1年目の負担が軽くなるのは、ここまでで見えたと思います。進呈時期や条件は変わるので、申し込む直前の内容は確かめておくと安心です。
\65歳以上の特典はエントリーが先/
/敬老キャンペーンの適用条件を見る\
通話中心で比べる他社との料金差
楽天モバイルだけを見ても高いか安いかは決まりません。電話中心という同じ条件で、他社にいくら払うのかを並べます。
かけ放題込みの月額を並べる
データをほとんど使わない前提で、通話をたっぷりする人がいくら払うか。各社の代表的な組み合わせを並べました。税込・本記事執筆時点の金額です。
| 組み合わせ | 月額 | 通話の条件 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル(Rakuten Linkのみ) | 968円 | 専用アプリからの発信だけ無料 |
| povo2.0+通話かけ放題 | 1,650円 | 標準アプリで時間無制限 |
| 日本通信SIM 合理的シンプル290+かけ放題 | 1,890円 | 標準アプリで無制限。データ1GB |
| 楽天モバイル+15分かけ放題 | 2,068円 | 標準アプリで1回15分まで |
| au シニアバリュープラン+通話定額2 | 3,828円 | 24時間。自宅のネット契約が前提 |
| ワイモバイル シンプル3 S+スーパーだれとでも定額+ | 4,158円 | 24時間。60歳以上の割引後 |
| ドコモ mini 4GB+かけ放題オプション | 4,730円 | 時間無制限。セット割なしの金額 |
楽天モバイルの968円は最強家族割を適用した3GB帯で、家族割なしなら1,078円。ワイモバイルはシンプル3 S(5GB)3,278円に、スーパーだれとでも定額+1,980円から60歳以上通話ずーっと割引の1,100円を引いた880円を足した額です。自宅にSoftBank 光やAirがあってPayPayカード ゴールドで払うと、ここからさらに2,200円下がって1,958円になります。
位置関係ははっきりしています。Rakuten Linkを使えるなら968円は他社が並べない水準。標準アプリで時間無制限のかけ放題が要るなら、povoか日本通信SIMのほうが安く済みます。
大手のシニア向けは選択肢が減った
「大手にもシニア向けの安いプランがあるでしょう」と思うかもしれません。ところが、この数年で入り口はかなり狭くなりました。
ドコモの「はじめてスマホプラン」は対象が他社の3G回線からの乗り換えに限られます。ドコモのFOMAは2026年3月31日で終了しているので、そもそも3Gのケータイを持つ人がほとんどいません。ソフトバンクの「スマホデビュープラン+」は2026年6月1日で新規受付が終了。auの「スマホスタートプランベーシック」も2025年8月31日で受付を終えています。
残る入り口は、auのシニアバリュープラン(60歳以上・5GB・5分かけ放題込み)が中心。ただしこれも割引前は4,048円で、自宅のネット契約とカード払いの割引を積んで初めて2,728円になる作りです。
安さと安心のどちらを取るか
表のいちばん安い側には、金額に表れない条件があります。povo2.0は基本料が0円のかわり、180日間どの有料トッピングも買っていないと利用停止・契約解除の対象に。日本通信SIMは290円に1GBが付いた作りで、超えると1GBあたり220円の追加です。どちらもオンライン専業です。
対面で相談したいなら、60歳以上専用の「やさしいプラン」があるイオンモバイルという道も。イオンでんわフルかけ放題は60歳以上なら1,210円ですが、やさしいプランは下りが最大1Mbpsに制限されます。UQモバイルの60歳以上通話割は、土台のコミコミプランバリューが3,828円(35GB)と大きく、電話しか使わない人には過剰でしょう。
楽天モバイルでガラケーは使えるか
「電話しか使わないんだからガラケーでいい」は自然な発想だと思います。ただ、楽天モバイルではこの道が塞がっています。
ガラケーは楽天回線に対応しない
公式のよくある質問にはっきり書かれています。電話番号そのままで乗り換えること自体はできる。ただしガラケーは楽天回線非対応のため、そのまま使えません。申し込みと同時にスマートフォンの購入が必要です。
売っている製品も、iPhone、Apple Watch、Android、Wi-Fiルーター、アクセサリ、リユーススマートフォンだけ。折りたたみのケータイやガラホの取り扱いはありません。国内の3Gは各社とも終わっており、今から選べるのは4G以降の端末です。
通話中心なら見るのは画面と電池
電話が主な用途なら、カメラや処理性能はほとんど関係ありません。見るべきは3つ。文字が大きく表示できるか、電池が何日もつか、落としても割れにくいか。
楽天モバイルのラインアップだと、arrows We3(34,980円)が近いところにいます。約6.1インチの画面に5,000mAhの電池、IPX6/8/9の防水とIP6Xの防塵、1.5mから落としても割れにくい構造。文字がすべて大きくなるシンプルモードに加え、見知らぬ番号への録音予告や、詐欺の可能性をAIが警告する機能も入っています。
乗り換えなら一括1円の機種がある
端末代を抑えたいなら、乗り換えたときだけ効く値引きを使う手があります。本体22,001円のnubia S2R、OPPO A5 5G、Samsung Galaxy A25 5Gは、他社からの乗り換えで22,000円が値引きされ、支払い総額1円(本記事執筆時点)。新規の電話番号での申し込みや製品だけの購入では金額が変わります。

なお楽天モバイルはポイント還元と値引きのキャンペーンを併用できませんと公式に明記しています。「1円で買って、さらにポイントももらう」はできません。
どの機種がいくらで、いま何が値引きの対象かは入れ替わります。実物の在庫と価格は楽天モバイル Android一覧で確かめられます。
留守番電話と迷惑電話対策の注意点
通話料と同じくらい大事なのが「出られなかったとき」と「怪しい電話が来たとき」の備え。ここは楽天モバイル特有のクセがあります。
留守番電話は月330円の有料オプション
楽天モバイルの留守番電話サービスは、プランに標準で付いてくるものではありません。月330円(税込)のオプションで、初回1カ月は無料。伝言は最大100件、保存期間は1週間、1件の録音は最長3分です。再生の方法で料金が変わるのもポイントで、1417に発信して聞くと通話料がかかりますが、Rakuten LinkやiPhoneのビジュアルボイスメールからなら無料です。
iOS 17.2以降のiPhoneでは、留守番電話の通知が届きません。伝言が入ったことに気づけないので、iPhoneを使う親に付けるなら先に伝えておいたほうがいいです。
ちなみに、うちの両親には留守番電話を付けていません。折り返しが無料なので、着信履歴から掛け直すほうが早いという判断です。相手が家族と数人に限られるなら、無理に付けなくても困らないと思います。
Whoscallが見ない着信がある
高齢者の回線でいちばん怖いのは、料金よりも詐欺の電話です。楽天モバイルには「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」という月330円(税込)のオプションがあり、初回3カ月は無料。知らない番号の発信元を表示し、迷惑電話は自動で着信拒否します。対応は Android 8.0以降と iOS 16.0以降。
ただし大きな但し書きがあります。Whoscallが見ているのはOS標準の電話アプリの着信とSMSだけで、Rakuten Linkアプリでの着信やSMSは検知の対象外だと公式に書かれています。
前の章とつなげると意味がわかります。AndroidでRakuten Linkにログインしていると、他社の携帯や固定電話からの着信もLink側に来る。つまりWhoscallが見ていない側に電話が入ります。iPhoneは標準アプリに来るので、Whoscallは本来の働きをします。
料金の安さとぶつかる部分ですね。Androidは通話の使い勝手が良く、iPhoneは迷惑電話対策が効きやすい。どちらを取るかは、親がどんな電話を受けているかで変わります。楽天モバイルで迷惑電話が多いと感じたときの対処もどうぞ。
申し込みから使い始めるまでの段取り
料金の見通しが立ったら、あとは手続き。親の回線を子どもが進める前提で、詰まりやすいところを見ます。

予約番号を取らずに乗り換えられる
楽天モバイルはMNPワンストップに対応しています。対応している会社からWebで乗り換えるなら、今の会社にMNP予約番号を発行してもらう手続きは要りません。親を電話窓口に並ばせる工程が丸ごと消えます。ただし店舗での申し込みは対象外で、従来どおり予約番号(有効期間が7日以上残っているもの)が必要です。
本人確認も変わりました。2026年3月30日以降、Web申し込みはICチップを読み取る方式などに移行し、書類の画像アップロード方式は終了しています。親のマイナンバーカードが手元にあるかで当日の進み方が変わります。うちの両親のときも、開通まで本人側が困る場面はありませんでした。MNPワンストップ申請の受付が進まないときの見かたは別記事にあります。
開通した日にやることが3つある
使えるようになった当日のうちに、次の3つを済ませておきましょう。
- Rakuten Linkにログインし、誰かに10秒以上の電話を1本かける
- 65歳以上なら、契約者本人の楽天IDで最強シニアプログラムにエントリーする
- Rakuten Linkのアイコンをホーム画面の押しやすい位置に移し、文字サイズを大きくする
1つ目と2つ目は敬老キャンペーンの条件そのもので、期限は申し込みの翌月末日23:59。3つ目は条件ではありませんが、やらないとRakuten Linkが使われず標準アプリで掛け続けることになります。渡す前に済ませてください。
自分でやるのが不安なら、楽天モバイルショップに持ち込む手も。契約やオプションの手続き自体は無料で、データ移行サポートは1回1,100円から2,200円です。あとは実際の画面で確かめながら進めるだけ。
\来店なしでも手続きは進められます/
/必要書類と乗り換えの流れを確認\
高齢者の通話のみ利用に関するよくある質問(FAQ)
- 楽天モバイルに通話だけの契約はありますか?
-
通話専用のプランはありません。「データタイプ」は音声通話が使えず、2026年3月5日から新規申し込みも停止中。電話中心の人が選ぶのはRakuten最強プランで、データを使わなければ自動的に3GB帯の1,078円、家族割ありで968円に収まります。
- Rakuten Linkを使わずに電話しても大丈夫ですか?
-
使えますが、標準の電話アプリからの国内通話は30秒22円(税込)。何度も掛ける人だと従量料金だけで数千円になることもあります。標準アプリで掛けたいなら、月1,100円(税込)の15分(標準)通話かけ放題を付けるほうが計算が読めます。
- 楽天モバイルでガラケーは買えますか?
-
買えません。取り扱いはiPhone、Apple Watch、Android、Wi-Fiルーター、アクセサリ、リユーススマートフォンだけ。今使っているガラケーの持ち込みもできず、公式に「ガラケーは楽天回線非対応」と明記されています。乗り換えと同時にスマホの購入が必要です。
- 留守番電話は無料で使えますか?
-
月330円(税込)の有料オプションです。初回1カ月は無料。伝言は最大100件、保存期間は1週間、録音は最長3分。1417に発信して聞くと通話料がかかりますが、Rakuten LinkやiPhoneのビジュアルボイスメールからなら無料です。
- シニアプログラムは契約後でもエントリーできますか?
-
できます。エントリーした月から付与の対象になり、毎月やり直す必要もありません。ただし敬老キャンペーンは、申し込みの翌月末日23:59までにエントリーすることが条件。あとから思い出しても間に合わないので、開通の当日に済ませてください。
高齢者の通話のみと楽天モバイルまとめ
楽天モバイルが安いかどうかは、専用アプリを使えるかで決まります。ここまでの内容を整理します。
- Rakuten Linkから発信すれば国内通話は無料。家族割ありの3GB帯なら月968円
- 標準の電話アプリからは30秒22円。15分かけ放題を足すと月2,068円
- 0570と188は無料通話の対象外
- Androidは着信もRakuten Link側。iPhoneは標準アプリ側に来る
- 65歳以上はエントリーで毎月110ポイント、オプション3点で毎月880ポイント
- 敬老キャンペーンでプラン料金は実質1年無料、オプションは実質6カ月無料
- ガラケーは使えない。乗り換えにはスマートフォンの購入が必要
- 留守番電話は月330円、迷惑電話対策も月330円の有料オプション
他社との位置もはっきりしました。標準アプリで時間無制限のかけ放題ならpovo2.0や日本通信SIM、対面の相談ならイオンモバイル。大手3社のシニア向けは受付終了が相次ぎ、入り口は多くありません。
使い方によっては他社が合う人もいます。1回の電話が15分を超えることが多く、しかも専用アプリを使い分けられないなら、15分かけ放題では足りません。
逆に、Rakuten Linkを押しやすい場所に置いて、そこから掛ける形さえ作れれば通話料はほぼゼロで回ります。65歳以上ならエントリーと敬老キャンペーンで1年目の負担はさらに下がる。親の回線を軽くしたいなら、まず検討する価値があります。
料金もキャンペーンの条件も変わります。親の年齢と申し込み区分でいくらになるのかは、申し込む直前の画面で確かめるのがいちばん確実です。
\申し込みはオンラインで完結/
/65歳以上の還元と今の料金を確認\

