LINEモバイルから楽天モバイル乗り換えは予約番号不要、番号そのまま

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INEモバイルから楽天モバイル乗り換えは予約番号不要、番号そのまま

LINEモバイルから楽天モバイルへは、MNP予約番号を取らずに乗り換えられます。必要な実費は、LINEモバイルの解約事務手数料1,100円と、SIMカードを返却する送料だけです。

ただし、手続きの順番には注意してください。先にLINEモバイルでMNP予約番号を発行すると、予約番号なしで進める「MNPワンストップ」が使えなくなります。しかも、発行した予約番号は15日間取り消せないため、やり直そうとしてもすぐには戻れません。

楽天モバイル公式の対象一覧には、よく似た名前の「LINEモバイル」と「LINEMO」が別々に掲載されており、どちらもMNPワンストップの対象です。一方で、検索上位の記事には予約番号を取得する古い手順や、LINEMO向けの説明が混ざっています。

まずは、自分が契約しているのがLINEモバイルとLINEMOのどちらなのかを確認しましょう。そのうえで、予約番号を取らずに乗り換える手順と、途中で進まなくなったときの対処法まで順番に解説します。

楽天モバイルへの乗り換え自体が自分に合っているか気になる人は、楽天モバイルに乗り換えていいかは3問で決まるで先に確認しておくと判断が早まります。

この記事でわかること
  • LINEモバイルとLINEMOのどちらの契約か、マイページのURLで見分ける方法
  • MNP予約番号を取らずに乗り換える手順と、先に取ってはいけない理由
  • 「MNPワンストップ申請受付」から進まないときの3つの出口
  • 乗り換えにかかる実費と、二重払いを小さくする切り替えのタイミング
プロフィール(著者情報)
MNP図鑑 管理人 ハル

運営者:ハル

MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親

mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

管理人が実際に契約してきた楽天モバイル・IIJmio・mineo・LINEモバイル・DTI SIM・OCN モバイル ONE・モンスターモバイル・AIR WiFi・どこよりもWiFiのSIMカードとポケットWiFi

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。

料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。

▶ 運営者情報(詳しいプロフィール)

目次

LINEモバイルとLINEMOは別サービス。まず自分がどちらか確かめる

「lineモバイル 楽天モバイル 乗り換え」で検索すると、手順を説明した記事がたくさん出てきます。ただ、その中身はLINEモバイル向けとLINEMO向けの2種類に分かれています。

この2つは名前が似ているだけで、別の会社の別サービスです。取り違えたまま進めると、手元の画面が記事の説明と一致せず、途中で止まります。

マイページのURLで見分ける

いちばん確実なのは、契約者向けのページにログインしてサービス名を見ることです。それが面倒なら、次の材料でも見分けがつきます。

見分ける材料LINEモバイルLINEMO
契約者ページmypage-mobile.line.me(マイページ)care.linemo.jp(My Menu)
契約したときの回線ドコモ・ソフトバンク・auから選んだ選んでいない
eSIM非対応。物理SIMだけ対応。eSIMで契約できる
サービスの形格安SIM(MVNO)ソフトバンクのオンライン専用ブランド

eSIMで契約しているならLINEMOです。LINEモバイルはeSIMに対応していないので、LINEモバイルの契約は必ず物理SIMで動いています。

この記事はLINEモバイルからの乗り換えを中心に書いています。LINEMOの方も手順はほぼ同じで、違うのはMNP予約番号の窓口だけです。該当箇所で分けて書きます。

My Menu を使っていたと分かった人は、LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えたときの手数料と開通日のまとめのほうが状況に合います。

LINEモバイルは今も使える。終わったのは「新規受付」だけ

LINEモバイルが新規受付を終了したのは2021年3月31日の11時です。店舗での受付は2021年2月28日で先に止まりました。

ただ、終わったのは新規の申し込みだけです。すでに契約している人は今も使えますし、プラン変更やデータ追加、支払い方法の変更もできます。

実際、LINEモバイルの公式ブログには2026年7月1日付で、「迷惑電話ストップ」の月額使用料を2026年8月1日から無料にするというお知らせが出ています。運営は続いています。

会社としては、LINEモバイル株式会社が2022年3月1日にソフトバンク株式会社へ吸収合併されました。サービス名だけが残っている状態です。

サービス終了の予定日は公式に発表されていません。「もうすぐ使えなくなる」という書き方はできませんし、焦って決める必要もありません。

それでも今、乗り換えを考える人が増えている理由

ただ、期限がはっきり決まっている変更がいくつか重なっています。これが乗り換えを検討するきっかけになっています。

LINEモバイルで起きている3つの変更
  • eSIMに対応していない。公式ブログは、iPhone 17シリーズとiPhone Airを検討している人にLINEMOへの移行を案内している(2025年9月12日付)
  • LINEポイントでの支払いが2026年7月利用分(2026年8月請求)で終了。2026年8月3日ごろに確定する分が最後になる
  • ドコモ回線の3G(FOMA)が2026年3月31日に終了済み。VoLTE非対応の機種や、VoLTEをオフにしたままの設定では通話も通信もできない

eSIM専用のiPhoneを買いたい、支払い方法を変えたくない、古い機種を使っている。このどれかに当てはまると、遅かれ早かれ何かを変えることになります。

変える先はLINEMOでも他社でもかまいません。それでも楽天モバイルを見ておく価値があるのは、料金の決まり方がLINEモバイルと根本的に違うからです。数字は後半で出します。

あなたの状況ごとの結論

LINEモバイルと楽天モバイルの特徴や乗り換えメリットを比較した図解
LINEモバイルと楽天モバイルの特徴や乗り換えメリットを比較した図解

先に結論を表にまとめます。自分に当てはまる行から読んでください。

あなたの状況やること
マイページが mypage-mobile.line.me(LINEモバイル)MNP予約番号は取らない。楽天モバイルの申し込みから始める
My Menu を使っている(LINEMO)同じくワンストップ対象。楽天モバイル公式にLINEMO専用の手順ページがある
すでにMNP予約番号を取ってしまったワンストップは使えない。予約番号を入力するルートで進める(有効期間が7日以上残っていること)
データSIM(音声通話なし)で契約している電話番号を持ち出せない。MNP転出の対象外
今日中に使えるようにしたい引き継ぎ申請は21時20分まで、開通手続きは21時まで。eSIMなら配送を待たない
今の端末をそのまま使いたい楽天モバイル公式の対応確認ページで先に調べる。2021年10月以前の発売機種はSIMロック解除が必要な場合あり
10GBか30GBのプランを使っている楽天モバイルのほうが安くなる可能性が高い
2GBで足りている料金差はほとんどない。乗り換える理由は料金以外になる
楽天モバイルをすでに4回線持っている5回線目以降は契約事務手数料が3,850円かかる
「申請受付」から進まない時間帯の目安を確認 → 予約番号ルートに切替 → 窓口相談、の順

LINEモバイルからでもMNPワンストップが使える|乗り換えの手順

LINEモバイルから楽天モバイルへMNPワンストップで乗り換える5つの手順を解説した図解
LINEモバイルから楽天モバイルへMNPワンストップで乗り換える5つの手順を解説した図解

ここが上位の解説記事とはっきり違うところです。LINEモバイルからの乗り換えは、MNP予約番号を取らずに進められます。

手続き全体の流れと、当日中に切り替えるための締め切りは楽天モバイルのMNP転入は5ステップで終わるにまとめています。

予約番号なしで乗り換えられる根拠

楽天モバイル公式の「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」には、MNPワンストップの対象になっている携帯電話会社の一覧が載っています。全部で28のブランド・サービスが並んでいます。

この一覧に、LINEMOとLINEモバイルが別々の項目として書かれています。つまり、どちらも対象です。

裏づけはもう1つあります。NTTドコモが公開している「MNPワンストップ対応事業者一覧」(2026年3月17日時点)にも、事業者名がソフトバンク株式会社、サービス名がLINEモバイルという行があります。LINEMOとは別の行です。

それなのに、LINEモバイル向けの解説記事は今もMNP予約番号を取る手順だけを説明しています。理由はおそらく、楽天モバイル公式サイトの作りにあります。

楽天モバイル公式には「各社からの乗り換え手順」の個別ページがあります。用意されているのはドコモ、au、ソフトバンク、ahamo、UQ mobile、povo、ワイモバイル、LINEMOの8社分だけです。

LINEモバイル専用のページはありません。対象一覧には載っているのに、手順ページだけがない。だから検索した人はLINEMOのページに流れ着いて、自分に当てはまるのか分からなくなります。

公式資料で確認できるのは「対象一覧に載っている」ところまでです。申請画面にLINEモバイルの選択肢が出るかは、ログインした本人の画面でしか分かりません。

もし選択肢に出てこなかったとしても、予約番号のルートに切り替えれば乗り換えられます。その手順もこの章の最後に書きます。

MNPワンストップの5ステップ

予約番号なしで乗り換える手順
  • STEP1 本人確認書類、楽天会員のIDとパスワード、クレジットカードか銀行口座を用意する。端末が対応しているか、物理SIMとeSIMのどちらにするかも決めておく
  • STEP2 楽天モバイルの申し込み画面で「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選び、今の電話番号を入力する
  • STEP3 my 楽天モバイルの「申し込み履歴」から「電話番号の引継ぎ(MNP)申請をする」を押し、今の携帯電話会社を選ぶ。選ぶとその会社の申請ページへ移動する
  • STEP4 申請が終わり、SIMカードなどの配送物が届いたら、「申し込み履歴」に出る「MNP転入を開始する」を押す。eSIMなら配送物がないのでそのまま進める
  • STEP5 利用開始

STEP1でつまずきやすいのは、本人確認書類と楽天会員の登録情報が一致していないケースです。引っ越しや結婚で住所や氏名が変わっている人は、申し込む前に楽天会員情報を直しておいてください。

名義も同じである必要があります。家族名義のまま自分で使っている回線は、転出元で名義を変えてから申し込みます。転出元で変更できない場合は、楽天モバイルへ転入したあとに譲渡の手続きをします。

楽天モバイルショップなら、転入と名義変更を同時にできます。ただし対象は、転出元の契約者と楽天モバイルの契約者で名字か住所が一致する場合だけで、専用の委任状も必要です。ショップでの申し込みはMNPワンストップの対象外なので、予約番号が必要になります。

MNP予約番号を先に取ると、その時点でワンストップが使えなくなる

楽天モバイル公式は、MNPワンストップが使えないケースを3つ挙げています。乗り換え元が対象の会社でない場合、MNP予約番号をすでに取得済みの場合、ショップで申し込む場合です。

2つめが落とし穴です。「念のため予約番号を先に取っておこう」と動くと、その時点でワンストップの経路が閉じます。

しかもLINEモバイルは、予約番号の有効期限内は取り消しも再発行もできません。有効期限は発行日を含めた15日間で、その間は解約の申し込みやオプション変更、SIMカードの再発行も止まります。

一度取ってしまうと、15日間は元に戻せないということです。予約番号を取るのは、ワンストップの選択肢が出てこなかったときだけにしてください。

当日中に終わらせたいなら、21時20分と21時が締め切り

手続きをした時間帯によって、その日のうちに開通できるかが変わります。楽天モバイル公式が時間を明示しています。

手続き受付の時間帯いつ完了するか
電話番号の引き継ぎ申請0時00分〜21時20分当日中に完了
電話番号の引き継ぎ申請21時21分〜23時59分翌日9時以降
転入(開通)手続き9時00分〜21時00分当日中に開通できる
転入(開通)手続き21時01分〜翌8時59分翌日9時以降

夜に思い立って始めると翌日にずれ込みます。休日のうちに終わらせたいなら、午前中に着手するのが安全です。

放置したときの動きも知っておいてください。開通手続きをしないままにすると、MNP予約番号の有効期限が切れる日の午前10時に自動で回線が切り替わり、楽天モバイルの料金が発生し始めます。

すでに予約番号を取ってしまった人・選択肢に出ない人の手順

予約番号のルートでも問題なく乗り換えられます。手数がワンストップより少し増えるだけです。

MNP予約番号を使う場合の流れ
  • LINEモバイルのマイページから「MNP転出」を申し込む。「解約」を選ぶと電話番号を持ち出せなくなる
  • 予約番号は申し込みから当日〜3日程度で発行され、登録したメールアドレスに届く。マイページの「お知らせメール」でも確認できる
  • 有効期限は発行日を含めた15日間。楽天モバイルにWebから申し込むなら、有効期間が7日以上残っている必要がある
  • 楽天モバイルに申し込み、my 楽天モバイルの「申し込み履歴」から予約番号を登録する
  • 転入手続きをして利用開始

「当日〜3日程度」を見落とさないでください。有効期限は15日間、Webからの申し込みには7日以上残っていることが条件です。発行に3日かかると、動ける余裕は5日ほどしかありません。

LINEモバイル側には、予約番号を発行できない条件も5つ決められています。請求金額の支払いが確認できていない、利用停止または利用中断の状態にある、音声通話に関わるオプション変更を受付中。

残りの2つは、ドコモ回線で旧プランからベーシックプランへの変更中、一部のSIM再発行やSIM交換の途中です。心当たりがあるなら、そちらを終わらせてから申し込みます。

LINEMOの場合は、予約番号の窓口がMy Menu(care.linemo.jp)です。受付は24時間(システムメンテナンスの時間を除く)なので、思い立ったときに取れます。

「MNPワンストップ申請受付」から進まないときの3つの出口

申し込んだあと、my 楽天モバイルのステータスが「MNPワンストップ申請受付」のまま動かなくなることがあります。検索する人は多いのに、答えを書いている記事はほとんどありません。

なぜ止まるのか

MNPワンストップは、楽天モバイル側の申請と、転出元側の認証という2段階でできています。片方だけ済んだ状態になると、次に進みません。

多いのは、楽天モバイルで申請したあと、転出元の申請ページを最後まで進み切っていないケースです。画面が切り替わる途中でブラウザを閉じた、認証でエラーが出た、といったところで止まります。

もう1つは、楽天モバイル側でワンストップ申請をしたあとに、LINEモバイル側でMNP予約番号を取ってしまうパターンです。ワンストップの経路が閉じ、予約番号は15日間取り消せない状態になります。

どちらも自分で巻き戻すことはできません。ただ、進む道はあります。順番に見ていきます。

出口1:時間帯の目安の範囲なら、まだ待つ段階

楽天モバイル公式のFAQに、ステータスが変わるまでの目安が時間帯別に書かれています。案内されているのは、「MNP転入待ち」に変わるまで待つことです。

ワンストップ申請をした時間帯「MNP転入待ち」に変わる時刻
0時00分〜8時59分当日9時以降
9時00分〜21時20分当日中(21時20分の直前だと翌日になることもある)
21時21分〜23時59分翌日9時以降

さらに、手続きが完了してからmy 楽天モバイルの画面に反映されるまで、数時間から1日程度かかる場合があると明記されています。

10分待って動かないから壊れた、ではありません。上の範囲に収まっているなら、まだ待っている段階です。

出口2:発行済みの予約番号を入力するルートに切り替える

目安の時間を過ぎても動かない場合、または「MNPワンストップ申請手続きができません」と表示される場合。楽天モバイル公式は、転入元での手続きが完了していない可能性があるとして、MNP予約番号を直接入力する方法を案内しています。

すでに予約番号を取ってしまった人には、これが現実的な出口です。Webから申し込む場合は有効期間が7日以上残っている必要があるので、残り日数を先に確認してください。

ほかの表示にも、それぞれ対処が決まっています。

画面の表示すること
MNPワンストップ申請手続きができません転入元の手続きが未完了の可能性。MNP予約番号を直接入力するルートに切り替える
確認できていないお支払いがあるため転入元に未払いがないか確認して精算する
MNP予約番号の有効期限切れ/MNP予約番号の不一致転入元で予約番号を再発行する

出口3:窓口に相談する

それでも改善しないときは、楽天モバイルのコミュニケーションセンターに問い合わせます。公式FAQもここへ案内しています。

楽天モバイルショップでも相談できます。名字か住所が一致していればショップで転入と名義変更を同時に手続きできるので、名義が絡んだ詰まり方なら、そのほうが早く終わります。

来店予約をするときは、今の状態をできるだけ具体的に書いておいてください。「ワンストップで申請済みだが、そのあと予約番号も発行してしまった」のように書けば、窓口で状況を説明し直す手間が減ります。

ここまでの詰まり方は、ほとんどが手続きの順番から起きています。ワンストップで進めるなら、LINEモバイル側では何もしません。楽天モバイルの申し込み画面から始めるだけです。

待ち時間の目安と、申請の前に確認しておく項目は楽天モバイルのMNPワンストップ申請受付のチェックリストにまとめています。

乗り換えにいくらかかるか、いつ切り替えると損しないか

LINEモバイルから楽天モバイルへ乗り換えるおすすめのタイミングを解説した図解
LINEモバイルから楽天モバイルへ乗り換えるおすすめのタイミングを解説した図解

お金の話をまとめます。結論を先に書くと、音声通話SIMのベーシックプランから楽天モバイルの1回線目へ移る場合、実費は解約事務手数料1,100円とSIMカードの返却送料だけです。

LINEモバイル側にかかるお金

項目金額
MNP転出手数料0円(2021年4月1日以降に転出が完了した分)
解約事務手数料1,100円(税込)※ベーシックプランの場合
解約金・違約金発生しない
月途中の日割りなし。その月は満額請求
SIMカードの返却必要(送料は自己負担)

SIMカードは返却が必要です。返却先の住所は公式ヘルプに書かれています。必ず解約の手続きをしたあとに送ってください。返却しただけでは解約になりません。

旧プラン(LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+)のまま使っている人は、最低利用期間と解約手数料の条件が違います。自分のプラン名をマイページで確認してから動いてください。

データSIMとデータSIM(SMS付き)は、MNP転出の対象外です。電話番号を持ち出せるのは音声通話SIMだけです。

楽天モバイル側にかかるお金

項目金額
契約事務手数料0円
同一名義で累計5回線目以降1回線につき3,850円(税込)/2025年11月19日から
SIM交換・再発行SIMカード3,300円(税込)、eSIMは0円
MNP転出手数料0円
解約事務手数料利用開始から1年経過後は0円。1年以内は最大1,078円(税込)

注意したいのは5回線目からの3,850円です。この「累計」は2020年4月8日以降に契約した回線の合計で、すでに解約した回線も数に入ります。過去に短期でやめた回線があるなら、契約前に本数を数えておいてください。

解約事務手数料のほうも無条件に0円ではありません。利用開始から1年以内にやめると最大1,078円かかります。契約期間の縛りや契約解除料はありませんが、1年は目安として覚えておくといいです。

月額はどう変わるか

LINEモバイルのベーシックプランは、選んだ容量で月額が固定されます。楽天モバイルは、その月に使ったデータ量で3段階に動きます。この違いが乗り換えの損得を決めます。

Rakuten最強プランの料金は、3GBまで1,078円、3GBを超えて20GBまで2,178円、20GBを超えると無制限で3,278円です(いずれも税込・本記事執筆時点)。楽天モバイルは、混雑時など公平なサービス提供のために速度制御を行う場合があるとしています。

今のプラン(音声通話SIM)月額楽天モバイルに移ると
2GB1,210円3GBまで1,078円。ほぼ同じ
5GB1,628円3GB以下の月は1,078円。20GBまで使っても2,178円
10GB2,420円20GBまで2,178円。使わない月は1,078円
30GB3,520円20GBを超えたら無制限で3,278円

家族で使うなら最強家族割で1回線あたり月110円引きになり、968円、2,068円、3,168円になります。離れて住む親族も対象で、1グループ最大20回線までです。

大きく変わるのは10GBと30GBの人です。30GBで3,520円を払っているなら、楽天モバイルの3,278円のほうが安く、しかも上限がありません。

私は動画とゲーム、AIの利用で月に100GB以上使っていて、iPadとPCもテザリングでつないでいます。それでも3,278円で止まります。容量を気にせず使えるのは、この上限があるからです。

逆に、2GBで足りている人は正直なところ料金差がほとんどありません。1,210円と1,078円の違いです。この場合、乗り換える理由は料金ではなく、使う量が増えたときの余裕になります。

使い方によっては他社のほうが合う場合もあります。毎月2GBで固定、通話もほとんどしない、という使い方なら、より安いプランを出している会社もあります。

切り替えを月の後半に寄せると、二重払いが小さくなる

公式のルールを2つ重ねると、タイミングの考え方が出てきます。

1つは、LINEモバイルは月の途中でMNP転出しても日割りにならず、その月は満額請求になること。解約日は末日付けになります。

もう1つは、楽天モバイルは月の途中で契約しても日数で按分しないこと。Rakuten最強プランは、その月に使ったデータ量に対応した金額で請求されます。

この2つから言えるのは、どの日に切り替えてもLINEモバイルの当月分は満額かかるということです。早く切り替えて元を安くすることはできません。

一方、楽天モバイルの初月は使ったデータ量しだいです。月末に開通すれば、その月に楽天回線で使う量は自然と少なくなり、3GB以下の1,078円に収まりやすくなります。

今のプラン当月のLINEモバイル料金月初に開通した場合月末に開通した場合
2GB1,210円(満額)〜3,278円1,078円前後
5GB1,628円(満額)〜3,278円1,078円前後
10GB2,420円(満額)〜3,278円1,078円前後
30GB3,520円(満額)〜3,278円1,078円前後

ただし、これは日数で決まる金額ではありません。Wi-Fi中心の人は月初に開通しても3GB以下に収まりますし、月末に開通しても動画をたくさん見れば無制限の段階まで届きます。

公式が「月末が得」と言っているわけでもありません。上の表は公式のルールから計算した目安で、絶対に得になる日付があるという話ではありません。

それでも、開通を月の後半に寄せるほうが二重にかかる金額は小さくなりやすい。日を選べる状況なら、そう考えておけば十分です。

締め日から逆算して日取りを決めたい人は、楽天モバイルの乗り換えタイミングの記事で細かく計算しています。

料金は改定されます。段階ごとの金額と最強家族割の条件は、申し込む前に楽天モバイルの公式サイトで最新の表記を確認してください。

申し込む前に潰しておくこと(端末・失うもの・キャンペーン条件)

LINEモバイルから楽天モバイルへ乗り換える前に確認すべきポイントをまとめたチェックリスト
LINEモバイルから楽天モバイルへ乗り換える前に確認すべきポイントをまとめたチェックリスト

手順と費用が分かったら、最後に3つ確認しておきます。端末、失うもの、キャンペーンの条件です。ここを飛ばすと、申し込んだあとで想定外が出ます。

今の端末をそのまま使えるか

楽天モバイルには「ご利用製品の対応確認」というページがあります。Apple、Androidスマートフォン、タブレット、モバイルルーター、PCの種類を選んで、手持ちの機種を調べられます。

SIMロックも確認が必要です。楽天モバイル公式は、SIMフリーでない製品はSIMロック解除が必要だと案内しています。解除が要るかどうかは、今契約している会社に確認します。

2021年10月以前に発売された機種は、事前にSIMロック解除の手続きが必要な場合があります。長く同じ端末を使っている人は、ここで一度止まって調べたほうが早く済みます。

楽天モバイルは「楽天モバイルで購入された製品以外は動作保証の対象外」「ご利用はお客様ご自身の判断で」と明記しています。対応確認ページに載っていても、OSの更新で使える機能が変わることはあります。

海外で購入した端末は、対応製品であっても使えない可能性があります。技適マークがない製品は電波法違反になるため、接続を断られることがあります。

端末がeSIM対応なら、SIMカードの到着を待たない

LINEモバイルはeSIMに対応していないので、今の契約は必ず物理SIMで動いています。ただ、それは端末がeSIMに対応していないという意味ではありません。ここを混同しないでください。

端末がeSIMに対応していれば、楽天モバイルではeSIMを選べます。my 楽天モバイルからオンラインで完結し、「スマホでかんたん本人確認」を使えば最短3分で開通します。

ただし審査の状況によっては1営業日程度かかることがあります。SIMカードの配送を待たない分だけ早い、と考えておくのが安全です。

失うもの:データフリー

LINEモバイルのデータフリーは、対象サービスの通信量がデータ量に数えられない仕組みです。オプションは3段階あります。

データフリーの3段階
  • LINEデータフリー(+0円)… LINE
  • SNSデータフリー(+308円)… LINE、X(旧Twitter)、Facebook
  • SNS音楽データフリー(+528円)… 上記に加えてInstagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA

乗り換えるとこの恩恵はなくなり、対象だった7サービスも普通にデータ量を消費します。SNS音楽データフリーを付けている人は、月528円のオプションを手放すことになります。

ただ、データフリーは容量を節約するための仕組みです。楽天モバイルは20GBを超えると3,278円で止まるので、節約するという発想自体が要らなくなります。

なお、データフリーは対象サービスの中でも機能単位で対象外があります。LINEのOpenChatやスタンプショップ、Xの外部リンクやスペース、Instagramのライブなどは対象外です。

変わるもの:Rakuten LinkのiOS版

楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料です。何度かけても、何分話しても無料です。0570から始まる他社接続サービスと、188などの一部の特番は対象外になります。

アプリを使わず、iPhoneやAndroidの標準の電話アプリでかけると30秒22円かかります。乗り換えたあとに間違えやすいところです。

iPhoneで使う人は先に知っておいてください。iOS版のRakuten Linkでは着信ができず、iOS標準の電話アプリで受けます。SMSの送信も標準のメッセージアプリからで、1通3.3円(70文字)かかります。

Android版なら着信もRakuten Linkのまま無料で受けられ、SMSの送受信も無料です。同じ「かけ放題」でも、iPhoneとAndroidで中身が違います。

キャンペーンは「エントリー」と「10秒以上の発信」で決まる

本記事執筆時点の乗り換えキャンペーンは「楽天モバイル初めてお申し込みキャンペーン」です。他社から電話番号そのまま乗り換えると10,000ポイント、乗り換え以外の新規申し込みは7,000ポイントです。

ポイント数より条件のほうが大事です。4つあります。

ポイントをもらうための4条件
  • キャンペーンページでエントリーする(楽天IDでログイン。エントリーと同じ月内に申し込むこと)
  • Rakuten最強プランまたはRakuten最強U-NEXTへ初めて申し込む
  • 申し込みの翌月末日23時59分までにプランの利用を開始する
  • 申し込みの翌月末日23時59分までに、Rakuten Linkアプリで10秒以上の発信通話をする

4つめが見落とされます。アプリを入れただけでは条件を満たしません。10秒以上、実際に話す必要があります。

私の親が申し込んだときは、これを忘れそうだったので、開通したその場で私に電話をかけてもらいました。相手は誰でもかまわないので、10秒だけ待てば済みます。

ポイントは一度にまとめて入りません。乗り換えの10,000ポイントは3,000、3,000、4,000の3回に分けて進呈されます。期間限定ポイントで、受け取りの通知日から3か月後の月末までが有効期限です。

もう1つ、Rakuten最強プラン(データタイプ)はこのキャンペーンの対象外です。そもそもデータタイプは2026年3月5日から新規の申し込み受付を停止しています。番号を持ち出す乗り換えなら音声のプランになるので、通常は気にしなくて大丈夫です。

ポイント数と条件は変わります。エントリーは申し込みより先に済ませる必要があるので、始める直前に楽天モバイル公式サイトで今の条件を確認してください。

LINEモバイルから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問(FAQ)

LINEモバイルのMNP予約番号は、発行までどれくらいかかりますか?

申し込みから当日〜3日程度で、登録したメールアドレスに届きます。有効期限は発行日を含めて15日間です。楽天モバイルにWebから申し込むなら、7日以上残っている必要があります。

データSIMでも電話番号をそのまま移せますか?

移せません。データSIMとデータSIM(SMS付き)はMNP転出の対象外です。番号を持ち出せるのは音声通話SIMだけなので、マイページで契約の種別を確認してください。

LINEのアカウントは引き継ぎが必要ですか?

電話番号も端末も変わらないなら、乗り換えでアカウントに影響は出ません。端末も同時に買い替えるなら引き継ぎの準備が必要なので、LINEアプリのヘルプで手順を確認してください。

月末と月初、どちらに開通したほうが得ですか?

楽天モバイルの初月はその月に使ったデータ量で決まるので、月の後半に寄せると安く収まりやすいです。ただし使い方で変わるため、絶対に得な日付はありません。

楽天モバイルの開通手続きは、夜でもできますか?

21時を過ぎると翌日9時以降の開通になります。電話番号の引き継ぎ申請は21時20分が当日中の締め切りです。その日に使いたいなら日中に済ませてください。

LINEモバイルから楽天モバイルへの乗り換えまとめ

スマートフォンとカードで申し込み手続きをする様子

LINEモバイルから楽天モバイルへは、電話番号をそのままで乗り換えられます。気をつけるのは手続きの順番だけです。

この記事の要点
  • LINEモバイルもMNPワンストップの対象。予約番号は取らず、楽天モバイルの申し込みから始める
  • 予約番号を先に取ると、その時点でワンストップが使えなくなる。しかも15日間は取り消せない
  • 実費は解約事務手数料1,100円とSIMカードの返却送料だけ
  • 「申請受付」から進まないときは、時間帯の目安を確認 → 予約番号ルートに切替 → 窓口相談の順
  • 当日中に終わらせたいなら、引き継ぎ申請は21時20分まで、開通手続きは21時まで

LINEモバイルは、今もそのまま使えます。終了したのは新規申し込みの受付だけで、サービスの終了予定日は発表されていません。すぐに使えなくなるわけではないので、焦って乗り換える必要はありません。

ただし、eSIMに対応していないことに加え、LINEポイント払いの終了やドコモ回線の3G終了など、使い続けるうえで影響する変更は重なっています。いずれ端末や料金プランを見直す可能性があるなら、今のうちに乗り換え手順を知っておくと安心です。

楽天モバイルが向いているのは、10GBや30GBのプランを使っている人、月によってデータ使用量が変わる人、動画やテザリングでもっと容量を使いたい人です。

20GBを超えても月額は3,278円で止まります。LINEモバイルの30GBプランで月3,520円を払っている人なら、月242円安くなり、そのうえデータ容量の上限もなくなります。反対に、ほとんど使わなかった月は1,078円まで下がります。

一方、毎月2GBで足りている人は、料金だけを理由に急いで乗り換える必要はありません。今の通信環境に不満がなければ、そのまま使い続ける選択肢もあります。

楽天モバイルが自分に合いそうだと感じたら、まずは公式サイトで現在の料金とキャンペーン条件を確認してください。キャンペーンによっては、申し込み前のエントリーが必要です。

\予約番号なしでオンライン完結/

/段階ごとの料金とエントリー条件を確認\

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この記事は、楽天モバイルとLINEモバイル、それにNTTドコモが公開している情報を確認したうえで、筆者自身が楽天モバイルを使ってきた経験を加えて書いています。

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"万能な格安SIMは存在しない"

格安SIM歴8年・10社以上を実際に契約してきた40代パパが、
スマホ代を月12,000円から3,000円まで削減した経験をもとに、
MNP乗り換えとスマホ選びの本音情報を発信しています。

mineo・楽天モバイル・IIJmio・UQモバイル・モンスターモバイルなど、
自分の足で使い倒してきた格安SIM・ポケットWiFiの本音と、
徹底リサーチしたスマホ端末情報を、等身大の言葉でお届けします。

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