
海外でもこのまま使えるのかな…。



出発前に入れるスイッチは1つだけ。持ち物はいつものスマホで足ります。
この記事では、楽天モバイルの海外での使い方を解説します。
海外ローミングとは、渡航先の通信会社の電波を借りてデータ通信を使う仕組みのことです。
楽天モバイルは飛行機の中を含む107の国と地域が対象で、SIMカードの差し替えもレンタル機器の受け取りもいりません。
- 渡航先が107の国と地域に入っていれば、申し込みなしでそのまま使える
- 高速データ通信は毎月2GBまで:超えても止まらず128kbpsの低速で続く
- 設定は出発前・現地・帰国後の3ステップ:オンとオフの操作だけ
- 通話がかけ放題になる65の国と地域は、データ通信とは別のオプション
- 迷ったら、eSIMで渡航前に開通まで進められる楽天モバイルの申し込み画面から対応端末を確認
これから乗り換える人へ。楽天モバイルのMNP転入は5ステップで終わるに、申し込みから開通までの流れと、その日のうちに使いたいときの締め切りをまとめました。
渡航のたびにレンタルWiFiを借りたり現地SIMを買ったりすると、受け取りと返却の手間が毎回かかります。
普段の回線がそのまま使える人は、出発前にやることがスイッチを入れる操作だけです。
渡航のたびの手配をやめたい人には、楽天モバイルが向いています。
\ 海外107の国と地域が対象 /

運営者:ハル
MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親
mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。
料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。
楽天モバイルは海外でもそのまま使える!毎月2GBが付いてくる


海外で使えるかを確かめるときに見るのは、申し込みの要否、使えるデータの量、渡航先が対象かの3つです。
海外で使うのに事前の申し込みはいらない
Rakuten最強プランを契約している人は、海外ローミングの申し込みをしていなくても対象に入ります。
サービスがプランに含まれている点は、公式サイトにも明記されているとおりです。
追加のお申し込み不要!海外ローミングのサービスは、プランに含まれています。
対象になるのはRakuten最強プランとRakuten最強プラン(データタイプ)の2つ。
専用アプリのダウンロードもいらず、使うのは普段のスマホとmy 楽天モバイルだけです。
レンタルWiFiのように受け取りカウンターへ寄る必要はありません。
渡航の直前に思い出しても間に合います。申し込みが要らないぶん、出発前の設定だけで使い始められるのが強みです。現地の店でSIMカードを買って差し替える手間もかかりません。
毎月2GBまでは普段のプラン料金のまま



2GBで足りるのか心配です…。
海外で使える高速データ通信は、毎月2GBまでがプラン料金の支払いのみという扱いになっています。
地図とメッセージ、調べものが中心の旅行なら、2GBは数日分の目安になる量です。
| 項目 | 内容 |
| 対象エリア | 飛行機の中を含む107の国と地域 |
|---|---|
| 高速データ通信 | 毎月2GBまで(プラン料金の支払いのみ) |
| 2GB超過後 | 速度の上限が128kbpsになり利用は継続 |
| データの数え方 | Rakuten最強プランのデータ利用量に加算 |
| 追加の申し込み | 不要 |
| 対象プラン | Rakuten最強プラン/Rakuten最強プラン(データタイプ) |
2GBを超えたあとも、通信が切れるのではなく低速に切り替わるだけです。
動画をずっと流す使い方には足りませんが、連絡と地図であれば低速でも動きます。



連絡と地図が中心の使い方なら、2GBでも足りることがあります。動画を流し続ける日だけ気をつけておきましょう。



それなら普段どおりでよさそうですね。
海外に行く人ほど楽天モバイルがおすすめな3つの理由
渡航前の通信手段は、手配の手間、番号の引き継ぎ、追加の申し込みの3つで選ぶと決めやすくなります。
- 渡航のたびの手配がいらない:受け取りも返却もなし
- 普段の電話番号のまま:現地SIMのように番号が変わらない
- 対象は107の国と地域:飛行機の中も含まれる
楽天モバイルは、渡航のたびの手配をやめたい人に向いています。
一方で、2GBを超えると低速に切り替わる点と、渡航前に日本国内で回線につないでおく条件は先に知っておきたいところ。
どちらも出発前に分かっていれば対応できます。準備の順番さえ守れば、海外での通信に手はかかりません。
回線そのものが自分に合うかを確かめたい人は、楽天モバイルが向いていない人の特徴と乗り換え先にも目を通しておくと判断しやすいはずです。
年に1回でも海外へ行く人には、楽天モバイルが向いています。
\ 電話番号そのままで乗り換え /
楽天モバイルが海外で使えるのは107の国と地域!渡航先の調べ方


対象は107の国と地域で、自分の渡航先が入っているかは公式の対応エリアのページから確かめられます。
アジアも北米もヨーロッパも広くカバーされている
対象の数は少しずつ増えており、公式サイトは追加のたびに数を更新しています。
ウルグアイ を追加し、飛行機内を含む海外指定107の国と地域で、海外ローミングがご利用いただけるようになりました。(2026年4月8日時点)
公式サイトの一覧は、北米・アジア・ヨーロッパ・オセアニアなどの地域ごとに並んでいます。
- 北米:アメリカ本土、ハワイ、カナダ、グアム、サイパン
- アジア:韓国、台湾、タイ、シンガポール、香港、マレーシア
旅行先として選ばれやすい国や地域は、ひと通り入っていると考えてよい範囲です。
ただし対象は変わることがあるため、出発が決まった時点でもう一度確かめ直しておきましょう。
渡航先が対象かは公式の対応エリアページで調べられる
渡航先が対象かどうかの確認先は、楽天モバイル公式の海外ローミング(データ通信)のページです。
同じページには、対象国の追加や変更のお知らせもまとめて掲載されています。


エリアの情報はお知らせとして更新されるため、出発の直前にもう一度開いておくと取りこぼしがありません。
現地の通信会社の事情で接続できない場合があることも、公式の注意事項に書かれています。
対象に入っている国でも、建物の中や地下では電波の入り方が変わるものです。
渡航先が対象かどうかは、旅程が決まった日に1回、出発の前日にもう1回。この2回を習慣にしておくと、追加や変更を見落としません。
飛行機の中でも使える!対象は一部の航空会社の国際線
機内ローミングとは、対象の航空会社・機体の国際線で「AeroMobile」の携帯電話ネットワークにつなぐ仕組みのことです。
機内ローミングは機内Wi-Fiとは別のサービス。つなぐのは普段のモバイル通信で、別の機器を持ち込む必要はありません。
対象になっているのは、ルフトハンザ航空やシンガポール航空、トルコ航空などの国際線。
公式サイトには航空会社と機体の組み合わせが一覧で載っており、同じ航空会社でも機体によって扱いが変わります。
my 楽天モバイル側の海外ローミングは搭乗前にオンにしておきましょう。機内では乗務員の案内に従い、携帯電話の利用が許可されてから機内モードをオフにします。着陸前には機内モードをオンに戻してください。
機内で使ったデータ通信は海外の2GBの枠に入るため、機内Wi-Fiを別に買う場合と扱いが変わります。
ただし機内ローミングは国際通話かけ放題の対象外で、国際SMSの送信も無料の対象になりません。
長距離のフライトで連絡を1本入れたいときにも役に立つので、これから回線を選ぶ人は楽天モバイルで自分の端末が対応しているかもあわせて確かめておきましょう。
楽天モバイルの海外で混ざりやすい107と65!データと通話は別物


107はデータ通信の対象数、65は国際通話かけ放題オプションの対象数で、指しているサービスが違います。
データ通信が使えるのは107の国と地域



107と65、どっちが本当の数なんですか?
107の国と地域は、海外ローミング(データ通信)が使える範囲を指しています。
地図、メッセージアプリ、SNS、調べものといった通信は、この107に入っていれば普段どおりに動く範囲です。
申し込みも追加の契約もいらず、Rakuten最強プランに含まれている範囲。
検索で出てくる国と地域の数には、更新前の古い情報も混ざったまま。対象は少しずつ増えてきたので、いま見るべきなのは公式サイトに載っている最新の数になります。
出発前に確かめるときも、公式サイトの数を見ておけば取り違えません。
国際通話かけ放題オプションの対象は65の国と地域
一方の65は、国際通話かけ放題オプションで通話がかけ放題になる国と地域の数です。
こちらは有料のオプションで、申し込みをしないと使えません。
| 項目 | 海外ローミング(データ通信) | 国際通話かけ放題 |
| 対象の数 | 107の国と地域 | 65の国と地域 |
|---|---|---|
| 申し込み | 不要 | 必要 |
| 料金 | プラン料金のみ | 月額980円 |
| 使えること | データ通信 | 対象国への通話 |
Rakuten最強プラン(データタイプ)は、国際通話かけ放題オプションの対象外です。
海外から発信するときはRakuten Linkを使う必要があり、OS標準の電話アプリからの発信はオプションの対象になりません。



数字が2つ出てくるのでややこしいところ。データは107、通話のオプションは65と覚えておけば混ざりません。



サービスが違うから数も違うんですね。
自分に要るのはデータか通話か!ここを分けると迷わない
旅行や出張で必要になるのは、多くの場合データ通信のほうです。
地図もメッセージも予約の確認も、データ通信さえ生きていれば日本にいるときと同じ操作で済みます。
日本の家族や会社にかけるだけなら、かけ放題のオプションは要りません。海外からRakuten Linkで日本の電話番号へ発信すれば通話料はかからないからです。
国際通話かけ放題オプションを考えるのは、現地のホテルや取引先など、海外の電話番号へ何度もかける人になります。
- 地図・SNS・調べもの中心の人はデータ通信:申し込みなしで使える
- 海外の電話番号へ何度もかける人は国際通話かけ放題オプション:申し込みが必要
- 迷ったら、データ通信だけで足りるかを楽天モバイルの対応エリアで確認
先に分けておくと、出発前に申し込むものがあるかどうかがはっきりします。
楽天モバイルを海外で使う設定は3ステップだけ


やることは出発前・現地到着後・帰国後の3ステップで、どれもオンとオフの操作だけです。
出発前にmy 楽天モバイルで海外ローミングをオンにする
my 楽天モバイルとは、契約内容や設定を操作する公式アプリのことです。
Rakuten Linkアプリの中から開き、「契約プラン」の画面で「海外ローミング(データ通信)」をオンにします。
海外ローミングの3ステップ
my 楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)の「契約プラン」から「海外ローミング(データ通信)」をオンにして、変更を保存します。
スマホの設定を開き、「データローミング」または「ローミング」をオンに切り替えましょう。
アプリ側の「海外ローミング(データ通信)」と、端末側のデータローミングをオフにします。
初期設定ではオンの状態になっていますが、出発前に自分の目で確かめておくと現地であわてません。
ここを飛ばすと、現地で端末側だけをオンにしても通信が始まらない場合があります。
iPhoneはモバイル通信からデータローミングをオンにする
iPhoneの操作は、「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」の順です。
最後の画面でデータローミングをオンにすれば、現地の通信会社の電波を探しに行きます。
電波をつかむまでに少し時間がかかることがあるため、空港に着いてすぐ表示が出なくても数分は待つほうが確実です。
端末側をオンにするのは、到着してからで構いません。この順番にしておけば、乗り継ぎの空港で意図せず通信が始まる心配もなくなります。
表示が「圏外」のまま変わらない人は、機内モードを一度オンにしてからオフに戻しましょう。
Androidはモバイルネットワークからローミングをオンにする
Androidの操作は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「ローミング」の順です。
確認の表示が出たら「OK」を押すだけ。
メーカーや機種によって項目の名前が少しずつ違い、「データローミング」と書かれている端末も。
ルーターはスマホと設定の場所が違います。Rakuten WiFi Pocket 5G/Platinum/2B/2Cは、my 楽天モバイルの操作に加えて製品の管理画面でも設定が必要です。
見つからない人は、設定の検索窓に「ローミング」と入れて探しましょう。
対応しているのは楽天回線対応製品で、Rakuten WiFi Pocket 5G/Platinum/2B/2Cも使えます。



端末側のスイッチは到着してからで十分です。出発前はアプリ側だけ入れておけば足ります。



順番が決まっていると迷わないですね。
帰国したら2つのスイッチをオフに戻す
帰国後は、アプリ側の海外ローミングと端末側のデータローミングを両方オフにします。
どちらか片方だけ戻す人が多いので、2つで1組と覚えておくのがコツです。
オフに戻したあとも通信が始まらないときは、端末を再起動すると国内の回線をつかみ直します。
帰国した日は空港のWi-Fiにつないだままになっていることも多く、Wi-Fiを切って確かめると原因が分かりやすいはずです。
戻す作業は帰りの飛行機を降りる前でも構いません。機内で操作しておけば、入国審査の列に並びながら通信が戻るのを待てます。
出発前に日本国内で一度つないでおくのを忘れずに
見落とされやすいのが、渡航の前に日本国内で楽天モバイルの回線につないでおくという条件です。
海外への渡航の前に、日本で楽天モバイルネットワークへの接続をしてください。
Rakuten Linkの認証も国内で済ませておく必要があり、現地に着いてから初期設定をやり直すのは難しいという点は先に知っておきたいところ。
申し込んだばかりの回線を持って出発する人は、空港へ向かう前に一度Wi-Fiを切って通信できる状態を確かめましょう。
開通の直後に渡航する予定がある人は、楽天モバイルの申し込みを早めに済ませておくと余裕が生まれます。
楽天モバイルの海外通話とSMSはRakuten Linkが中心


海外での通話は、Rakuten Linkを使うか標準の電話アプリを使うかで扱いが変わります。
海外から日本にかけるときはプラスと国番号81から
海外からの発信は、「+」→国番号→電話番号の順で入力します。
日本の国番号は81です。
続く電話番号は、先頭の0を外して入力します。
090から始まる番号にかけるときは、+81のあとに90から続けるという形。
連絡先の番号を+81の形に直しておきましょう。出発前に登録し直しておくと、現地で入力をやり直さずに済むので気がラクです。
Rakuten Linkアプリから発信すれば、対象の国と地域では日本の番号との通話が使えます。
0570から始まる他社接続サービスと、188のような一部の特番へは海外からかけられません。
予約の変更やサポートへの連絡で0570の番号しか案内がない場合は、Webの問い合わせ窓口を先に探すほうが早く済みます。
iPhoneのRakuten Linkは海外で着信に使えない
iPhoneを使っている人がとくに気をつけたいのが、Rakuten Linkでの着信ができないという仕様です。
iOS製品をご利用の場合、Rakuten Linkで着信はご利用いただけません。
着信そのものができないわけではなく、かかってきた電話はiOS標準の電話アプリで受ける形になります。
この場合、海外滞在中の着信には国・地域別の着信料金がかかるという扱い。
相手がRakuten Linkを使っていない場合、iOS版では国際SMSの送受信もできません。
この場合はiOS標準のメッセージアプリを使う必要があります。
大事な連絡が入る予定がある人は、出発前に相手へメッセージアプリでの連絡をお願いしておくと確実です。
標準の電話アプリで発信すると通話料がかかる
OS標準の電話アプリからかけた通話は、国・地域ごとに決められた従量課金になります。
| 項目 | Rakuten Link | OS標準の電話アプリ |
| 海外から日本へ発信 | 通話料がかからない | 国・地域別の従量課金 |
|---|---|---|
| 海外での着信 | iOSは利用できない | 利用可(国・地域別の着信料金) |
| かけ放題の対象 | 対象 | 海外からの発信は対象外 |
着信履歴からそのまま折り返すと標準アプリでの発信になり、気づかないうちに通話料が発生します。
日本にいるときも同じ仕組みなので、050から始まる電話番号の料金で扱っている考え方がそのまま当てはまる場面です。
折り返すときはRakuten Linkを開いて番号を入れ直す、という手順を決めておくと間違えません。
発信はRakuten Link、着信はiPhoneなら標準アプリ。この2つを覚えておけば、海外での電話はほぼ迷いません。
通話の扱いと対象の国と地域が載っているのは、楽天モバイル公式の海外からかける(国際通話)のページ。
海外でも日本と同じ電話番号のまま連絡を取りたい人には、楽天モバイルが向いています。
楽天モバイルを海外で使うと高額請求になる?2GBを超えても止まらない


データ通信は2GBを超えると低速に切り替わるだけで、使い続けても青天井になる仕組みではありません。
ただし、OS標準の電話アプリを使った通話と国際SMSには別に料金がかかります。
2GBを超えると128kbpsの低速に切り替わる



海外で高額請求になった話をよく聞きます…。
楽天モバイルの海外ローミングは、2GBを超えると自動で128kbpsの低速通信に切り替わる仕組みです。
使えなくなるのではなく、速度が落ちた状態で通信が続きます。
低速でもテキスト中心のメッセージであればやり取りできる場面が多いところ。
ただし地図や画像を含むページは読み込みに時間がかかり、通信の状況によっては表示しきれないケースもあるという点は先に知っておきたいポイント。
海外でのデータ通信は料金が高くなりやすいと、総務省も携帯電話を外や海外で使うときの注意点のなかで呼びかけているとおりです。
自分の契約でどこまでが定額なのかを出発前に知っておくのが、そのまま備えになります。



定額の範囲と、超えたあとの動きを知っていれば必要以上に怖がらなくて済みます。



止まらないなら現地でも落ち着いていられますね。
もっと使いたい人はデータチャージで足せる
高速データ通信を続けたい人は、データチャージで容量を買い足せます。
| データ量 | 価格(不課税) |
| 1GB | 500円 |
|---|---|
| 2GB | 1,000円 |
| 3GB | 1,500円 |
| 4GB | 2,000円 |
| 5GB | 2,500円 |
買い足したデータの有効期間は、購入日を含めて31日間です。
現地で動画を見る予定がある人や、パソコンをつないで作業する人は、楽天モバイルのデータチャージという選択肢を覚えておくと困りません。
買い足しはmy 楽天モバイルから操作でき、渡航先でも手続きできます。
海外で使った分は普段のデータ量として数えられる
見落とされやすいのが、海外ローミングで使った分がプランのデータ利用量に加算されるという点です。
Rakuten最強プランは段階制なので、海外で使った量も国内の使用量と合算して月の請求区分が決まります。
普段から大容量を使っている人は、海外分が上乗せされてもすでに上限の区分に入っているケースが多いところ。
一方、いつもは少なめで料金を抑えている人は、海外での2GBが月の区分を押し上げる可能性があります。
旅行月の請求だけが普段と違って見えるのは、この仕組みが理由です。
上限の区分に入っている人は、海外で使っても月の支払いが増えません。普段から使う量が多い人ほど、この仕組みと相性がよくなります。
国際通話には1か月の利用限度額がある
データ通信とは別に、国際通話には1か月の利用限度額が決められています。
| 項目 | 内容 |
| 国際通話の利用限度額 | 20,000円 |
|---|---|
| 5,000円を超えるごと | 利用が一時停止される |
| 限度額を超えたとき | サービスが停止される |
| 表示の扱い | 目安のため、実際の請求額は明細で確認 |
5,000円を超えるごとに一時停止がかかるため、長電話の途中で使えなくなることもある点は覚えておきたいところ。
一時停止からの再開は、my 楽天モバイルの契約プラン画面で「国際通話(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をオンに戻す操作から。
公式サイトも、表示されている利用額は目安であると案内しています。
音声通話を長く使う予定がある人は、Rakuten Linkの発信を基本にしておくと、想定外の通話料が積み上がりません。
楽天モバイルの海外利用はeSIMでも同じ!違いが出るのは契約プラン


eSIMか物理SIMかで海外ローミングの扱いは変わらず、違いが出るのは契約しているプランのほうです。
対象はRakuten最強プランとRakuten最強プラン(データタイプ)
海外ローミングの対象は、Rakuten最強プランとRakuten最強プラン(データタイプ)の契約者です。
eSIMとは本体に書き込むタイプのSIMで、カードの差し替えがいりません。
物理SIMは端末に差し込むカード型のSIMで、どちらを選んでも海外ローミングの扱いは同じです。
| 項目 | eSIM | 物理SIM |
| 海外ローミング | 使える | 使える |
|---|---|---|
| 受け取り | 配送を待たない | 郵送を待つ |
| 差し替え | 不要 | 端末に差し込む |
楽天回線対応製品であればルーターも対象で、Rakuten WiFi Pocket 5G/Platinum/2B/2Cが含まれます。
複数の端末をつなぎたい人は、楽天モバイルのルーターの条件と総額も合わせて見ておくと選びやすいはずです。
なお、Apple Watchで同じ番号を使う電話番号シェアサービスは海外利用ができません。
Rakuten最強プラン(データタイプ)はRakuten Linkが使えない
データ通信専用のRakuten最強プラン(データタイプ)には、Rakuten Link自体が使えないという制限があります。
海外でのデータ通信は同じように使えますが、通話とSMSの部分だけ扱いが変わるという形です。
国際通話かけ放題オプションも、このプランは対象外になっています。
Rakuten最強プラン(データタイプ)は2026年3月5日から新規申し込みの受付が一時停止されており、いま申し込めるのはRakuten最強プランのほうです。
すでに契約している人は、引き続き使えるまま。
通話も使いたい人はRakuten最強プランを選べば足ります。いま新しく申し込めるのもこちらのプランなので、迷う場面はほとんどありません。


出発が近い人はeSIMなら受け取りを待たなくていい
物理SIMは郵送で届くのを待つ必要があり、出発までの日数が少ない人には向きません。
eSIMは配送を待たずに開通まで進められるので、渡航が迫っている人ほど選ぶ意味のある方法です。
申し込みから開通までの流れは楽天モバイルのMNPワンストップ申請受付の待ち時間のとおりで、手続きが止まって見えるときの見方も載せています。
申し込みに必要なものを先に用意しておきたい人は、楽天モバイル新規契約に必要なもの3点を見ておくと当日に迷いません。
端末も一緒に買い替える予定がある人は、楽天モバイルの乗り換えと機種変更の同時申し込みにすると手続きが1回で済みます。
開通してから日本国内で回線につなぐところまでが出発前の準備になるので、余裕を持って進めましょう。
出発までの日数が少ない人には、楽天モバイルのeSIMが向いています。
\ eSIMなら配送を待たずに開通 /
楽天モバイルが海外でつながらないときに見る3か所


現地でつながらないときは、2つのスイッチ、対象の国かどうか、端末の再起動の順に見ていくと原因が絞れます。
まず2つのスイッチが両方オンか確かめる
つながらない原因として多いのが、2つのスイッチのどちらかがオフのままという状態です。
- my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」
- 端末側の「データローミング」または「ローミング」
アプリ側だけ、端末側だけでは通信が始まらないため、2つとも見るのが確認の基本です。
出発前にアプリ側をオンにしたつもりで、変更の保存を押していないケースもあります。
画面を開き直して、オンの表示になっているかをそのまま目で確かめましょう。
渡航先が対象の国と地域に入っているかを調べる
スイッチが両方オンでも通信が始まらない人は、まず渡航先が107の国と地域に入っているかを確かめましょう。
対象の国でも、現地の通信会社の事情で接続できない場合があると注意事項に書かれています。
旅程に入っている国は、乗り継ぎで立ち寄るだけの国まで対応エリアで確かめておきましょう。滞在する国だけを見ていると、途中で通る国が抜けがち。
Wi-Fiにつながる場所まで移動して、対応エリアのページを開き直すと確かめられます。
現地の空港やホテルのWi-Fiを使えば、データ通信が止まっている状態でも調べられるはずです。
再起動と機内モードのオンオフで戻ることもある
設定に問題がないのにつながらないときは、端末を再起動すると電波をつかみ直すことがあります。
再起動が難しい場面では、機内モードを一度オンにしてからオフに戻す方法も有効です。





私はアプリの不調を8年間ずっと再起動と機内モードの切り替えで直してきました。まずここからです。



難しい操作をしなくていいのは助かります。
それでも戻らない人は、開通の手続きが最後まで終わっているかを確かめましょう。
申し込み直後に渡航した人は、楽天モバイルの回線開通待ちが長い時の原因で正常な範囲かどうかを見分けられます。
設定・エリア・再起動の3か所を順番に見るだけで、現地での対処はひと通り足りるはずです。
これから乗り換える人は、楽天モバイルの申し込みを渡航の前に済ませておきましょう。
よくある質問:楽天モバイルの海外利用で気になること


渡航前に質問が集まりやすいところをまとめました。
楽天モバイルを海外で使うのに事前の申し込みは必要ですか?
必要ありません。海外ローミングのサービスはプランに含まれているので、設定のスイッチを入れるだけで使えます。くわしくは海外で使うのに事前の申し込みはいらないにまとめました。
楽天モバイルが海外で使えるのは何カ国ですか?
飛行機の中を含む107の国と地域が対象です。検索で出てくるこれより少ない数は、更新前の情報が残ったもの。地域ごとの内訳はアジアも北米もヨーロッパも広くカバーされているにまとめました。
海外で2GBを使い切ると通信は止まりますか?
止まりません。速度の上限が128kbpsになる低速に切り替わり、そのまま使い続けられます。切り替わったあとの様子は2GBを超えると128kbpsの低速に切り替わるのとおりです。
海外でテザリングは使えますか?
公式サイトの海外ローミングのページには、テザリングの可否が明記されていません。使う予定がある人は、対応製品のページや公式の問い合わせ窓口で自分の端末の仕様を確かめましょう。データ量の数え方は海外で使った分は普段のデータ量として数えられるのとおりです。
海外から日本に電話するときはどうかければいいですか?
「+」に続けて日本の国番号81を入れ、先頭の0を外した電話番号を入力します。発信にはRakuten Linkを使うのが基本です。入力の順番は海外から日本にかけるときはプラスと国番号81からにあります。
iPhoneのRakuten Linkは海外でも着信できますか?
できません。公式サイトがiOS製品ではRakuten Linkでの着信を利用できないと案内しており、かかってきた電話はiOS標準の電話アプリで受ける形になります。原文はiPhoneのRakuten Linkは海外で着信に使えないに載せました。
国際通話かけ放題オプションの対象も107の国と地域ですか?
違います。国際通話かけ放題オプションの対象は65の国と地域で、データ通信の107とは別のサービスです。違いは国際通話かけ放題オプションの対象は65の国と地域で並べています。
Rakuten最強プラン(データタイプ)でも海外ローミングは使えますか?
使えます。ただしRakuten Link自体が利用できないぶん、通話とSMSの扱いが変わるところに注意しましょう。制限の中身はRakuten最強プラン(データタイプ)はRakuten Linkが使えないのとおりです。
eSIMでも海外ローミングは使えますか?
使えます。eSIMと物理SIMで海外ローミングの扱いは変わらず、違いが出るのは契約しているプランのほうです。判断の材料は対象はRakuten最強プランとRakuten最強プラン(データタイプ)にまとめました。
帰国したらどの設定を戻せばいいですか?
my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」と、端末側のデータローミングの2つをオフにします。2つで1組と覚えておくと戻し忘れません。手順は帰国したら2つのスイッチをオフに戻すにあります。
Apple Watchだけを海外で使えますか?
電話番号シェアサービスは海外での利用ができません。Apple Watchを単体で使う前提の渡航は避け、スマホを持って出かけましょう。対象の整理は対象はRakuten最強プランとRakuten最強プラン(データタイプ)のとおりです。
まとめ:海外に行く予定がある人は楽天モバイルで準備しよう


年に1回でも海外へ行く人は、渡航のたびの手配をやめて普段の回線をそのまま持っていくほうが手間がかかりません。
対象は107の国と地域で、申し込みも要らず、やることは出発前と現地でスイッチを入れる操作だけ。
- 対象は107の国と地域:申し込みなしでそのまま使える
- 高速データ通信は毎月2GBまで:超えても128kbpsの低速で続く
- 通話のかけ放題は65の国と地域:データ通信とは別のオプション
- 設定は3ステップ:出発前・現地・帰国後のオンとオフ
- 迷ったら、配送を待たずに開通まで進める楽天モバイルのeSIMから



次の旅行の前に申し込んでおけばよさそうですね。



渡航前に日本国内で一度つなぐところまでが準備です。日にちに余裕をもって進めましょう。
出発が近づいてから通信手段を探すと、選べる方法が限られて手配の手間だけが増えます。
いまの回線のまま渡航できる状態にしておけば、次の旅行で準備するものが1つ減るはずです。
申し込みはスマホから進められ、eSIMを選べば配送を待つ時間もなし。
対応端末や申し込みの手順は、下のリンクから確認できます。
\ 海外107の国と地域が対象 /









