
楽天モバイルって、電波悪いって本当なの?



使う場所で分かれます。私が測った日も、職場のトイレの個室は電波1本で、窓の近くは下り62Mbpsでした。
口コミが「普通に使える」と「圏外ばかり」で割れていると、自分の家や職場で使えるのか不安になりますよね。
この記事では、楽天モバイルは電波悪いのかを、私の実測と公式の資料で解説します。
- 電波の入り方は使う場所で分かれる(地下・建物の奥・窓のない個室で落ちやすい)
- 私の測定は、職場の窓の近くで下り62Mbps、トイレの個室で下り3.7Mbps
- auローミングはKDDIが「順次縮小」と案内、時間がかかる地域は10月以降も継続
- 申し込む前にエリアマップ・my エリア 通信シミュレーション・Band 28の3つで確認
- 迷ったら、今の回線を残したまま2回線目として持てる楽天モバイルで試す


私の回線は、2026年9月の39.91GBのうち39.26GBが楽天回線エリアでの通信。
自宅と職場が楽天回線エリアの色の中なら、毎日いる場所は楽天モバイル自身の電波が入りやすい側です。
自宅と職場の色は、楽天モバイル公式サイトの地図で確認できます。
\ 自宅と職場が色の中なら、いつもの場所で使い始められる /
楽天モバイルの電波は自分の場所で大丈夫?3問チェック

運営者:ハル
MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親
mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。
料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。
楽天モバイルは電波悪い?分かれ目は使う場所
見るのは、地下か地上か、建物の奥か窓ぎわか、という毎日いる場所の条件です。


入りにくくなりやすいのは地下と建物の奥
楽天モバイルの電波が入りにくくなりやすいのは、地下と建物の奥です。
私の感想ではなく、公式のエリアページにある注記がこちら。
高速データ無制限エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、製品の設定、電波の状況等によって通信速度が変化する場合があります。
地図で色が付いている場所でも、地下や屋内の奥では通信速度が変わる場合がある、という意味です。
私も2022〜2023年ごろは、家の中で圏外になったり、地下で途切れたりして困ったことがありました。
プラチナバンド(700MHz帯の電波)が始まってからは、私の生活圏では入り方が変わったと感じています。
今日になって急に入らなくなった人は、場所より通信障害の確認が先。通信障害の確認から始まる楽天モバイルが繋がらない時にまず試す5つで、順に切り分けられます。
口コミが真っ二つに割れるのは使う場所が違うから
「普通に使える」と「圏外ばかり」の口コミは、書いた人がいた場所を見ると分かれ方の理由が見えてきます。
同じ職場の中でも、私の測定は窓の近くで下り(受け取る速さ)62Mbps、トイレの個室で下り3.7Mbpsでした。
同じ回線・同じスマホ・同じ日でこの差なので、場所が違えば感想が真逆になってもおかしくありません。
| 項目 | 口コミを読むときに確かめる理由 |
| 書いた人がいた場所 | 地下や屋内は速度が変わる場合があると公式も案内 |
|---|---|
| 書かれた時期 | プラチナバンドの商用サービス開始は2024年6月27日 |
| 使っていたスマホ | Band 28(プラチナバンド)に対応しない機種もある |
| 時間帯 | 混雑時は速度制御する場合があると公式が案内 |
口コミを読むときは、この4つを先に確かめると振り回されにくくなります。
電波以外の良し悪しは、楽天モバイルのメリット7つとデメリット5つにまとめて整理しました。
自宅と職場と通勤路で問題がない人は申し込んでいい
楽天モバイルは、自宅・職場・通勤路が楽天回線エリアに入っている人に向いています。
楽天回線エリアとは、楽天モバイル自身の基地局で電波を出している範囲のこと(地図は計算上の目安)。
地図の上で3か所とも楽天回線エリアの色の中なら、地下や個室を除けば、電波を理由に申し込みを止めなくて大丈夫です。確かめ方は自分の場所で確かめる3つにまとめました。
反対に、地下の売り場や窓のない部屋で1日の多くを過ごす人は、今の回線を残したまま試すほうが安心です。
私の9月の通信は98%超が楽天回線エリアで、動画やテザリングで使っていても、速度で日常的に困った場面はありません。
楽天モバイルの対応エリアや申し込み方法は、こちらで確認できます。
\ 3か所が色の中なら、電波は申し込みを止める理由になりにくい /
電波のほかに通話やスマホの対応もまとめて決めたい人は、楽天モバイルに乗り換えていいかを3問で決める記事が近道です。
電波悪いと言われる楽天モバイル、他社と差があるのは周波数と基地局の数
総務省の公表データで見ると、他社と差があるのはプラチナバンドの幅と基地局の数です。
プラチナバンドの幅は6MHzで他社は20MHz
総務省の電波の利用状況調査の割当表では、700MHz帯の幅は楽天モバイルが6MHz、ほかの3社は20MHzずつです。
| 項目 | 700MHz帯の割当幅 |
| NTTドコモ | 20MHz |
|---|---|
| KDDI | 20MHz |
| ソフトバンク | 20MHz |
| 楽天モバイル | 6MHz |
楽天モバイル公式の解説記事も、プラチナバンドは屋内や地下でも電波が届きやすいのが特長と説明しています。
楽天モバイル自身も、総務省の調査に700MHz帯の使いみちを次のように答えていました。
700MHz帯は都心部のビルの奥や地下空間などを含め、より遠くに、隅々まで電波の届きやすい特性を有する帯域であることから、主に屋内も含め電波が浸透しづらい箇所への対策やカバレッジの拡大に向けた利用を想定。
届きやすい帯域を持っていても、幅は他社の3分の1以下で、商用サービスが始まったのも2024年6月27日です。
プラチナバンドの基地局数は実績と計画を分けて読む
楽天モバイルのプラチナバンドの基地局は、2025年3月末の時点で27局でした。
総務省の資料にある10,661局は、2023年10月の認定から10年後(2033年ごろ)までに整える計画の数字。
| 項目 | 2025年3月末の実績 | 認定から10年後の計画 |
| 基地局数 | 27局 | 10,661局 |
|---|---|---|
| 人口カバー率 | 4.33% | 83.2% |
2つの数字は時点が違うため、今の実績と将来の計画を分けて読むと話が合います。
総務省の令和7年度の調査で示されているのは、この2025年3月末の数字です。
「10,661局を整備済み」と読める書き方には要注意。総務省の資料では、10,661局は認定期間(認定日から10年間)が終わるときの計画として載っています。
楽天モバイルの発表では、プラチナバンドは電波の届いていない場所を優先して順次広げる予定です。
Band 28に対応したスマホを回線と一緒に選びたい人は、楽天モバイルでまとめて申し込めます。
楽天モバイルの4Gの基地局はほぼすべて1.7GHz帯
楽天モバイルの4Gの基地局は、2025年3月末の67,159局のうち67,132局が1.7GHz帯(Band 3)です。
1.7GHz帯は、局数で見れば楽天モバイルの4Gの中心になっている周波数帯。
| 項目 | 基地局数 | 人口カバー率 |
| 700MHz帯(4G) | 27局 | 4.33% |
|---|---|---|
| 1.7GHz帯(4G) | 67,132局 | 98.77% |
| 3.7GHz帯(5G Sub6) | 19,621局 | 61.08% |
表のとおり、プラチナバンドの27局と1.7GHz帯は桁が3つ違う数です。
そのため楽天回線のつながり方は、1.7GHz帯の基地局の置き場所に左右される部分が大きいと私は見ています。
「人口カバー率99.9%」はパートナー回線込みの数字
楽天モバイルが掲げる4G人口カバー率99.9%は、楽天回線エリアとパートナー回線エリアを合わせた数字です。
パートナー回線は、auの基地局を借りて楽天モバイルがつながるしくみのこと。
しかも99.9%は2023年5月時点の予測値で、人口カバー率の数え方は次のとおりです。
人口カバー率は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出。
区画の半分以上で通信できれば数に入るので、家の奥や地下まで入るかはこの数字からは分かりません。
さきほどの1.7GHz帯の98.77%は、楽天回線だけの周波数帯別の数字で、時点も2025年3月末です。
定義も時点も違うので、2つの数字は並べて比べないほうが話がずれません。
auローミングの縮小、楽天モバイルの電波で分かっていること
公式に決まっているのは「順次縮小」と「時間がかかる地域は継続」の2つで、地域ごとの扱いはKDDIの地図で見分けます。
KDDIは「順次縮小していきます」と案内している
KDDIの公式ページは、auローミングを「補完的な措置」として一定期間提供すると説明しています。
そのうえで書かれているのが、次の一文。
ローミング提供エリアは、順次縮小していきます。
ページには「2026年9月30日更新」の地図があり、ローミングの提供エリアはこの地図で見られます。
縮小するのは楽天モバイルの4G LTEに向けたローミングで、KDDIの言葉は一斉の終了ではなく「順次」です。
カバーに時間がかかる地域はローミングが続く
楽天モバイル側は、2026年9月5日のお知らせで地域ごとの扱いを説明しています。


楽天モバイルがカバーに時間を要するエリアに関しては、10月以降もローミングを継続します。
| 項目 | お知らせの説明 |
| カバーに時間を要するエリア | 10月以降もローミングを継続 |
|---|---|
| 十分カバーできているエリア | ローミングを縮小 |
| 自分の地域の見分け方 | KDDIの地図(2026年9月30日更新)で見る |
お知らせには、KDDIとは今も詰めの協議を行っているとも書かれていました。
自分の住む地域が継続側か縮小側かは、次の地図の見比べで見当がつきます。
自分の地域はKDDIと楽天モバイルの地図を並べて見る



ローミングが縮小したら、圏外が増えるの?
見る地図は、楽天モバイルの2つとKDDIの1つの合わせて3つです。
| 項目 | 分かること |
| サービスエリアマップ(楽天モバイル) | 楽天回線エリア(4G・5G)の広がり |
|---|---|
| パートナー回線エリアマップ(楽天モバイル) | auの基地局を借りてつながる範囲 |
| ローミング提供エリア(KDDI) | 2026年9月30日更新の提供エリア |


楽天回線エリアの色に入っている場所は、楽天モバイル自身の基地局で電波を出している範囲。
色の外でパートナー回線に頼っている場所は、KDDIの地図も合わせて見ておくと先の見通しが立ちます。
楽天回線とパートナー回線の関係を図で見たい人は、楽天モバイルはどこの回線かをまとめた記事が分かりやすいです。



分かれ目は、住所が楽天回線エリアの色の中か外かです。KDDIと楽天モバイルの地図を並べると、自分の地域が分かります。



地図を並べれば、自分の地域が分かるのね。
すでに楽天モバイルを使っている人は、my 楽天モバイルのデータ利用量の内訳でも見当がつきます。
冒頭の写真のとおり、私の2026年9月分は合計39.91GBでした。
内訳は楽天回線エリアが39.26GB、データ高速無制限エリアが0.65GB。
公式FAQでは、データ高速無制限エリアは楽天回線エリアとパートナー回線エリアの2つを含む呼び方。
楽天回線エリアと別の行に出る0.65GBは、パートナー回線で使った分と読めます。
地図の上で楽天回線エリアの色に入っていた人は、地下や個室を別に見ておけば、楽天モバイルの申し込みに進んで問題ありません。
楽天モバイルが公表しているこの先の予定
この先の見通しとして公表されているのは、次の4つです。
- 2026年9月前半に全国37都道府県105市区町村で新しい基地局を設置(実績)
- Massive MIMO(多数のアンテナで通信を安定させる技術)を2026年中に5Gで商用展開する予定
- 5G SA(4Gの設備に頼らない5Gの方式)は2026年12月末ごろの運用開始が目途(総務省への報告)
- 衛星と直接通信できるネットワークの実現に向けた取り組み
基地局の新設はエリアページで期間ごとにまとめて公表されていて、上の数字は10月2日更新の分です。
新設の公表は半月ごとの実績なので、自分の地域の変化はエリアマップの色で追いかけます。
予定は予定として、申し込むかどうかは今の地図で決めましょう。
楽天モバイルが遅いのは電波悪いせい?私が測った数字で見る
楽天モバイルの平均は、みんなのネット回線速度(みんそく)で下り101.27Mbps・上り26.54Mbpsです。
数字は2026年10月11日時点で、利用者が直近3か月に投稿した10,056件の平均。
平均だけでは自分の生活圏の数字は読めず、私が2日間・24回測ったときも、場所と時間で下りの速度が変わりました。
同じ職場でも窓の近くとトイレの個室で桁が変わった
測ったのは2026年9月28日と29日で、端末はiPhone 13、アプリはfast.comです。
画面の表示は、24回とも4G。
| 項目 | 回数 | 下り |
| 職場(窓の近く・デスク・部屋の中) | 16回 | 19〜76Mbps |
|---|---|---|
| 職場のトイレ(個室・手洗い場) | 2回 | 3.7〜5.3Mbps |
| 自宅(夜23時台) | 1回 | 51Mbps |
| 自宅(朝7〜8時台) | 3回 | 15〜55Mbps |
| 車内(朝8時台) | 2回 | 33〜88Mbps |
差がはっきり出たのは、同じ職場の窓の近くとトイレの個室でした。




窓の近く(電波4本)は下り62Mbps、トイレの個室(電波1本)は下り3.7Mbpsでした。
個室では上り(送る速さ)も3.2Kbpsしか出ず、応答(反応が返るまでの時間)は通信中に1.6秒まで延びました。
同じ建物・同じスマホでこれだけ変わるので、建物の奥や個室は地図とは別に見る必要があります。
速度は場所・時間・端末しだい。私の数字は、同じ場所で同じ数字が出ることを示すものではありません。
電波4本のままでも1分で速度は変わる



電波は4本立ってるのに、遅いのはなんで?
自宅で朝に測ったとき、8時25分は下り15Mbps、1分後の8時26分は下り55Mbpsでした。
どちらも電波の表示は4本。




職場でも、15時37分は電波2本で下り20Mbps、1分後の15時38分は電波4本で下り76Mbpsでした。
楽天モバイルのエリアページにも、アンテナの表示は目安だという注記。
電波の性質上、電波状態は刻々と変動します。携帯電話に表示されるアンテナマークは目安としてご利用ください。
本数が同じでも1分で下りの数字が変わることは、自宅の測定ではっきりしました。



本数は目安で、速さは場所と混み具合で変わります。自宅でも4本のまま1分で15Mbpsから55Mbpsになりました。



本数だけ見ても、速さは分からないのね。
自分の場所で数字を見てから決めたい人は、今の回線を残して楽天モバイルを2回線目で持つ形も選べます。
時間帯で下りの数字は動く
職場で電波4本のときだけを並べると、時間帯で次の差が出ました。
| 項目 | 回数 | 下り |
| 12〜15時台 | 8回 | 28〜76Mbps |
|---|---|---|
| 17〜18時台 | 5回 | 25〜43Mbps |
| 21時台 | 1回 | 37Mbps |


18時台の4回は下り25〜43Mbpsで、12〜15時台(28〜76Mbps)より下りは低めの数字が多くなりました。
上りは14〜46Mbpsで、時間帯の差ははっきりしません。
みんそくに投稿された測定の平均でも、時間帯で数字は動いています。
| 時間帯 | 下り | 上り | Ping |
| 朝(5〜8時台) | 113.13Mbps | 28.94Mbps | 50.85ms |
|---|---|---|---|
| 昼(12時台) | 65.36Mbps | 20.88Mbps | 52.82ms |
| 夕方(16〜18時台) | 69.04Mbps | 21.94Mbps | 52.23ms |
| 夜(20〜22時台) | 81.87Mbps | 25.24Mbps | 51.57ms |
| 深夜(0〜4時台) | 195.13Mbps | 41.08Mbps | 47.56ms |
みんそくの平均で下りが低いのは昼の12時台と夕方で、深夜は昼の3倍近い数字でした。
昼休みや帰宅前に動画が止まりやすい人は、時間帯の影響も考えに入れておきましょう。
楽天モバイルの通信はベストエフォート方式(速度を保証しない提供のしかた)で、公式の注記はこちら。
実際の通信速度は、場所、通信環境、ネットワークの混雑状況、対応端末に応じて変化します。
エリアページには「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」という注記もあります。
回線が混み合う場面として、公式のエリアページが挙げている例はこちら。
年末年始や災害時、および花火大会などのイベント開催時に利用する場合、回線の混雑によりつながりにくくなることがあります。
私の測定も1日分なので、夕方の数字は時間帯の目安の1つにとどまります。
「5G」表示なのに遅いのはエリアの境目かもしれない
「5G」表示なのに遅いときの公式FAQの答えは、表示と実際の電波がずれる場合があるという一文。
またエリア境目などで、実際には4Gサービスが提供されているにもかかわらず、「5G」と表示される場合があります。
楽天モバイルの5Gと、ほかの電波の関係は次のとおりです。
- 5GはSub6(3.7GHz帯)とミリ波(28GHz帯)の2つ
- プラチナバンド(700MHz帯)は5Gの区分に入らない
- 5Gの人口カバー率は61.1%(楽天モバイル単独・2025年3月末)
- エリア内でも4G LTEになる場合ありと公式の地図に注記
この記事の24回の数字も、すべて4G表示のときのもの。
5Gのエリアは、このあとのサービスエリアマップで色を切り替えて見られます。
他社との繋がりやすさは第三者の調査で見る
他社との繋がりやすさの差は、たくさんの利用者の測定を集めた第三者の調査に出ています。
Opensignalは、利用者のスマホの実測データを集計して部門ごとに賞を出す英国の調査会社。
2026年4月版のレポートでは、部門ごとに受賞した会社が分かれたとケータイ Watchが報じています。
| 項目 | 報じられた受賞 |
| 楽天モバイル | アップロード・スピード・エクスペリエンス(単独) |
|---|---|
| au | 全18部門のうち単独10部門・共同1部門 |
| NTTドコモ | カバレッジ・エクスペリエンスと5Gカバレッジ・エクスペリエンス(単独)、ネットワーク利用率(auと共同) |
| ソフトバンク | ダウンロード・スピード・エクスペリエンスと5G利用率(単独) |
楽天モバイルの公式エリアページにも、Opensignalの受賞の表示が載っています。
利用者が自分で測った数字の平均を、みんそくで4社並べたのが次の表です。
| 回線 | 下り | 上り | Ping |
| 楽天モバイル | 101.27Mbps | 26.54Mbps | 51.02ms |
|---|---|---|---|
| NTTドコモ | 153.88Mbps | 14.63Mbps | 43.82ms |
| au | 156.26Mbps | 16.41Mbps | 40.41ms |
| ソフトバンク | 133.16Mbps | 15.99Mbps | 38.7ms |
- 下りの平均:3社が130〜150Mbps台で、楽天モバイルより高い
- 上りの平均:楽天モバイルが26.54Mbpsで、3社の14〜16Mbps台より高い
ただしこの種の調査は利用者全体の集計で、自分の家の奥で入るかどうかまでは分かりません。
自分の場所の答えは、次の章の3つで出せます。
自分の場所で楽天モバイルが電波悪いかは3つで確かめられる
見るのは、地図の色・家の中の目安・スマホのBand 28の3つです。


楽天モバイルは、申し込む前に公式の地図とシミュレーションで生活圏を確かめられます。
1つ目:エリアマップに住所を入れて色を見る
1つ目は、公式のサービスエリアマップに自宅・職場(学校)・通勤路の住所を入れて色を見ることです。


地図は5Gミリ波・5G Sub6・4G LTEの3つで色分けされ、「4G LTEのみ表示」にも切り替えられます。
地図の下には更新日とデータの時点が書かれていて、描かれているのはその時点の計算結果。
サービスエリアは計算上の数値判定に基づき作成しているため、実際の電波状況と異なる場合があります。
色は計算で作った目安で、家の中の入り方まで約束するものではありません。
3か所のどこかが色の外だった人は、今の回線を残す側です。
2つ目:my エリア 通信シミュレーションで家の目安を見る
2つ目は、公式のmy エリア 通信シミュレーションです。
ページの説明は、次の一文。
ご自宅やモバイルをよく使う場所を入力するだけで、すぐに楽天モバイルの電波状況をシミュレーションできます。


入れる欄は次の3つで、必須は自宅だけです。
- 自宅の場所(必須)
- 勤務先や通学先など、よく使う場所(任意)
- ほかによく使う場所(任意)
入力したら「つながりやすさをチェックする」を押して結果を見ます。
地図は住所ごとの色を見る道具で、こちらは自宅や職場の電波状況の目安をまとめて見る道具。
シミュレーションという名前のとおり実測ではないので、地下や個室の入り方はこのあと別に考えます。
3つ目:対応周波数帯の表でBand 28を探す
3つ目は、使うスマホがBand 28(プラチナバンドの700MHz帯の番号)に対応しているかの確認です。
楽天モバイル公式の取り扱い製品の対応周波数帯一覧で、機種名を探します。
表は製品ごとに、対応している周波数帯に「〇」、対応していないものに「-」が付く形。


| 項目 | 意味 |
| 4G LTE 28(700MHz) | プラチナバンド |
|---|---|
| 4G LTE 3(1.7GHz) | ふだんの楽天回線の中心 |
| 5G n77(3.7GHz) | 5G Sub6 |
| 5G n257(28GHz) | 5G ミリ波 |
2026年10月11日に公式の一覧を見たときは、掲載92製品のうち7製品がLTEのBand 28に「-」でした。
表の「〇」はスマホ側の対応を示す印。5G n28(700MHz)の列に「〇」があっても、楽天モバイルの5Gの区分はSub6とミリ波の2つです。
Band 28に対応していなかった人は、楽天モバイルのSIMフリー端末おすすめ7機種から選び直せます。
回線とスマホをまとめて選びたい人は、申し込みと同時に機種も選べる楽天モバイルが便利です。
地図で塗られていても地下や個室は別に考える



エリアマップで塗られていれば大丈夫なの?
地図の色だけで決めない理由が、エリアページのこの注記。
ご利用いただく機器や利用環境(建物の中・地下・トンネルなど電波の届かないところ)により利用可能なサービスエリアが制限される場合があります。
地図の色が付いていても、建物の中や地下ではつながる範囲が狭くなる場合があります。



家の奥や個室までは、地図だけでは分かりません。私の職場でも、窓の近くは4本、トイレの個室は1本でした。



地図とは別に、長くいる場所を見るのね。
長くいる場所が地下の売り場や窓のない部屋の人は、次の章の2回線目の試し方が合います。
電波悪いと困る人も楽天モバイルは2回線目から始められる
確かめた結果で、そのまま申し込むか、今の回線を残して試すかを分けます。
地図も端末も引っかからなかった人は申し込んでいい
地下や窓のない部屋に長くいる人を除けば、答えはシンプルです。
地図の上で3か所が楽天回線エリアの色に入り、スマホもBand 28に対応していた人は、電波を理由に迷う必要はありません。
地図・シミュレーション・対応表の3つは、どれも楽天モバイルの公式サイトで申し込み前に見られる道具です。
楽天モバイルは、申し込む前に自分の生活圏を公式の道具で確かめられます。入りにくい場所が出てきたときの窓口は、公式の電波改善・調査依頼。
番号はそのまま移せるので、確かめた自宅・職場・通勤路で、いつもの番号のまま楽天モバイルを使い始められます。
私がMNPワンストップでeSIMを選んだときは、申し込んだ翌日に開通しました。
3つの確認で引っかからなかった人には、楽天モバイルが向いています。
\ 確かめた場所で、いつもの番号のまま使い始められる /
番号をそのまま移す人は、楽天モバイルのMNP転入の5ステップで手順を順に追えます。
地下や窓のない部屋に長くいる人は回線を1本にしない
1日の多くを地下の売り場や窓のない部屋で過ごす人は、回線を楽天モバイル1本にまとめないでおきましょう。
公式自身が地下や屋内で速度が変化する場合があると書いていて、私の測定でもトイレの個室は下り3.7Mbpsでした。
そうした場所に毎日長くいると、地図の色が付いていても困る場面が出やすくなります。
楽天モバイルを外す話ではなく、予備を持つ話。その場所で困る場面を、もう1本の回線で減らすのが狙い。
今の回線を残したまま楽天モバイルを2回線目で持てば、いつもの場所で入り方を見ながら決められます。
家の中だけ入りにくい人には公式の屋内対策がある
家の中の特定の部屋だけ入りにくい人には、楽天モバイル公式の窓口が2つあります。


| 項目 | 中身 |
| 電波改善・調査依頼 | 入りにくい場所を楽天モバイルに伝えるフォーム。送信後に電波状況の確認と対策の案内がある |
|---|---|
| Rakuten Casa | 自宅に置く屋内専用の小型基地局。5G通信サービスには対応していない |
Rakuten Casaは、置いた建物の構造によっては同じ建物の中でも電波が届かない場合があると公式に注記されています。
市販の電波増幅器を使うときの注意点は、楽天モバイルの電波増幅器は個人で設置できるかで詳しく扱いました。
迷ったら今の回線を残して2回線目で試す
迷ったら、今の回線を残したまま2回線目として持てる楽天モバイルで、いつもの場所の入り方を見てから決めましょう。
試すときの流れは、次の4つです。
- 今の回線は解約せずに残す
- 楽天モバイルを新しい番号で申し込む
- 自宅・職場・通勤路でしばらく使う
- 入り方を見てから、メインの回線をどうするか決める
試すのにかかるお金は、1か月なら2,000円ちょっとです。
| 項目 | 金額(税込) |
| 申し込むとき(契約事務手数料) | 0円(累計4回線目まで) |
|---|---|
| 1か月の月額(3GBまで) | 1,078円 |
| 1年以内にやめたとき(解約事務手数料) | 1,078円まで |
3GBまでなら月額は1,078円なので、電波を見るためだけに持つなら1つ目の段に収まります。
合わなかったときの1年以内の解約は、解約事務手数料が1,078円まで。
1か月だけ持ってやめても、合わせて2,156円。電波が合わない回線に乗り換えてしまうより、ずっと小さな出費で自分の場所の入り方が分かります。
お試しのしかたは、楽天モバイルのお試しキャンペーン比較で整理しました。
今の回線と番号はそのまま残るので、いつもの電話はこれまでどおり受けながら、楽天モバイルの入り方を毎日の場所で見られます。
申し込み方法や対応エリアは、下のボタンから。
\ 今の回線はそのまま、いつもの場所で入り方を見られる /
楽天モバイルの電波悪い・遅いが気になる人のよくある質問
電波と速度について、申し込む前によく出る疑問をまとめました。
楽天モバイルの電波は今も悪いですか?
電波の入り方は使う場所で分かれ、公式も地下や屋内では通信速度が変化する場合があると案内しています。私の測定でも、同じ職場の窓の近くとトイレの個室で、下りが62Mbpsと3.7Mbpsに分かれました。詳しくは分かれ目は使う場所で解説しています。
楽天モバイルが遅いのはなぜですか?
私の測定では、同じ電波4本でも1分で下り15Mbpsが55Mbpsに変わり、場所と時間で数字が動きました。公式も、通信速度は場所・通信環境・混雑状況・対応端末で変わると案内しています。測った数字は私が測った数字で見るにまとめました。
楽天モバイルは何時ごろ遅くなりやすいですか?
みんそくの平均(2026年10月11日時点)では、下りが低いのは昼の12時台と夕方です。私の職場の測定でも、18時台の4回は下り25〜43Mbpsで、12〜15時台より低めの数字が多くなりました。どちらも場所や端末で変わる数字で、詳しくは時間帯で下りの数字は動くに載せています。
auローミングが縮小すると、自宅が圏外になりますか?
自宅が縮小側か継続側かは、KDDIのローミング提供エリアの地図と楽天モバイルの地図を並べて見分けます。楽天回線エリアの色に入っている場所は、楽天モバイル自身の基地局で電波を出している範囲です(地図は計算上の目安)。見る地図はKDDIと楽天モバイルの地図を並べて見るにまとめました。
契約する前に自宅で使えるか調べる方法はありますか?
3つあり、公式のサービスエリアマップ、my エリア 通信シミュレーション、対応周波数帯の一覧を使います。どれも申し込む前に見られる公式のページです。手順は自分の場所で確かめる3つで解説しています。
エリアマップでは圏内なのに家の中で入りにくいのはなぜですか?
エリアマップは計算上の数値判定で作られた目安で、実際の電波状況と異なる場合があると公式に書かれています。同じページには、建物の中や地下で利用できるサービスエリアが制限される場合があるという注記も。考え方は地図で塗られていても地下や個室は別に考えるで解説しています。
自分のスマホでプラチナバンドは使えますか?
楽天モバイル公式の対応周波数帯の一覧で、使うスマホのLTE Band 28に「〇」があるかを見れば分かります。2026年10月11日に公式の一覧を見たときは、掲載92製品のうち7製品がBand 28に「-」でした。見方は対応周波数帯の表でBand 28を探すで解説しています。
他社と比べて楽天モバイルの繋がりやすさはどうですか?
Opensignal(2026年4月版)での楽天モバイルの受賞は、「アップロード・スピード・エクスペリエンス」です。カバレッジの部門はNTTドコモが受賞と報じられ、家の奥で入るかまではこの種の調査から分かりません。詳しくは第三者の調査で見るにまとめました。
地方や郊外でも楽天モバイルのつながりやすさは変わりませんか?
地域しだいで、カバーに時間を要するエリアは10月以降もauローミングが続きます。一方、十分カバーできているエリアはローミングを縮小するという案内です。詳しくはカバーに時間がかかる地域はローミングが続くにまとめました。
地下や電車の中でも楽天モバイルはつながりますか?
地下は、公式も通信速度が変化する場合があると案内している場所です。東京の地下鉄では、区間ごとに電波を強化していると楽天モバイルの公式ページが案内しています。地下の考え方は入りにくくなりやすいのは地下と建物の奥、電車内は楽天モバイルが電車内で繋がらない時にまとめました。
楽天モバイルの電波悪すぎと感じたら解約するしかないですか?
解約の前に、公式の電波改善・調査依頼やRakuten Casa、別の回線との併用という選び方もあります(使い始めて1年以内の解約は、解約事務手数料が1,078円まで)。やめるかどうかで迷っている人向けに、楽天モバイルはやめたほうがいいかで向いていない人の特徴を整理しました。屋内の対策と2回線目の考え方は迷ったら今の回線を残して2回線目で試すで解説しています。
まとめ:楽天モバイルは電波悪い?生活圏を確かめれば迷わず決められる
楽天モバイルの電波は使う場所で分かれるので、自宅・職場・通勤路を3つの方法で確かめましょう。
確かめれば、申し込むか2回線目で試すかをその場で決められます。
- 分かれ目は使う場所:地下・建物の奥・窓のない個室
- 他社と差がある数字:プラチナバンドの幅と基地局の数
- auローミングの縮小:「順次縮小」と、時間がかかる地域の継続
- 私の24回の実測:同じ職場で下り62Mbpsと3.7Mbps
- 申し込む前の確かめ方:地図・シミュレーション・Band 28の3つ



場所を確かめれば、迷わなくていいのね。



確かめて不安が残っても、今の回線を残して試す道があります。私も楽天モバイルとIIJmioを併用中です。
確かめないまま申し込むと、家の奥や職場の個室の入り方を知るのは使い始めてから。
地図とシミュレーションと対応表は、どれも申し込む前に公式サイトで見られます。
3つを確かめる前とあとの違いは、次のとおりです。
| 項目 | 今 | 3つを確かめたあと |
| 電波 | 口コミが割れていて決められない | 自宅・職場・通勤路の色が分かっている |
|---|---|---|
| auローミング | 圏外が増えるのか落ち着かない | KDDIの地図で自分の地域を見てある |
| スマホ | プラチナバンドに対応か分からない | Band 28の「〇」を見てある |
| 毎日 | 申し込みの手前で止まっている | 確かめた場所で楽天モバイルを使っている |
地下や窓のない部屋に長くいる人は、今の回線を残して2回線目から始める形で大丈夫です。今の回線を手元に置いたまま、長くいる場所での入り方を見てからメインを決めても遅くありません。
地図と端末で問題がなかった人には、楽天モバイルが向いています。
\ 確かめた生活圏で、楽天モバイルの毎日を始められる /








