
買って1年以上たったスマホでも、モバイル保険に入れるの?



AppleCare+など有償の補償が今も使えるなら入れます。補償なしで1年以上たったスマホは入れません。
補償の期限が近づいてくると、使い慣れたスマホのまま守れるのか気になりますよね。
この記事では、1年以上たった端末で申し込める条件と、入れなかった端末の考え方を解説します。
- 1年以上でも、有償の補償が今も使える端末は申し込みOK
- 補償なしで1年以上たった端末と、壊れた端末は申し込み不可
- もらった端末やフリマで買った端末は、年数に関係なく対象外
- 承諾されれば申込日の翌日0時から補償
- 迷ったら、補償が使えるうちに1年以上の端末も登録できるモバイル保険


条件がそろえば、補償は承諾後に申し込んだ翌日にさかのぼって始まり、今の補償をやめても登録は続きます。
私も金曜の夜に申し込み、月曜の夜に届いた契約成立のメールで、補償が土曜から始まっていると確かめました。
1年以上たったスマホに今も補償が付いている人には、モバイル保険が向いています。
\ 承諾されれば、申し込んだ翌日から補償 /
モバイル保険の申し込みで、いちばん不安なのは?
買って1年以上のスマホはモバイル保険に入れる?4問チェック

運営者:ハル
MNP図鑑 管理人/中学生と小学生の子を持つ父親
mineo、IIJmio、LINEモバイル、OCN モバイル ONEなど、格安SIMとポケットWiFiを合わせて10社以上を実際に契約してきました。乗り換えるたびに、申し込み画面で適用された条件、開通までにかかった日数、解約のときに請求されたものを記録しています。今のメイン回線は楽天モバイルで、自分の2回線に加えて両親・妹・子ども2人の申し込みにも立ち会いました。

同じ楽天モバイルでも、どこから申し込んだかで受け取れるものが変わります。つまずくのはプラン選びより、申し込み方を外したときです。だからこのサイトでは、プランの中身と同じくらい「どう申し込むか」を扱っています。
料金や制度は楽天モバイル公式サイトのほか、総務省 携帯電話ポータルサイト、消費者庁、国民生活センターなどの一次情報で確認しています。紹介料の有無で評価を変えることはしません。
モバイル保険は1年以上でも入れる?今の補償があれば申し込める
自分の端末が入れるかは、買ってからの年数・有償の補償・今きちんと動くかの3つで決まります。
私の申し込み画面でも、「全機能が動作する」「外装の破損なし」「新規取得から1年未満」の3問がありました。


基本は買ってから1年未満のきちんと動く端末
モバイル保険の登録の条件は、重要事項説明書に2つ書かれています。
重要事項説明書とは、契約の前に読む、保険の大事な決まりをまとめた書類のこと。


| 項目 | 登録の条件 |
| ① 端末の状態 | 正常に全機能が動作する |
|---|---|
| ② 年数 | 新規取得から1年未満(1年以上は有償の補償に加入中で、補償が受けられる状態) |
新規取得(新しく手に入れた日)から1年未満で、すべての機能が正常に動けば、年数の条件はクリアです。
①と②は両方そろう必要があり、片方だけでは登録できません。
楽天モバイルのMNP転入のタイミングで新しく買ったスマホも、購入日から1年未満の端末にあたります。
1年以上は有償の補償が使える状態なら入れる
モバイル保険は、買ってから1年以上たった端末でも、有償の補償が使える状態なら申し込めます。
有償の補償は、AppleCare+(Appleの有料の保証サービス)や携帯会社の補償など、お金を払って入る補償のこと。
登録時において次のいずれかの要件を満たす場合、登録可能です。
(ア) 新規取得した日から1年未満のもの
(イ) 新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態のもの
見るのは「加入しているか」と「その補償で補償が受けられる状態か」の2つ。
申し込むときは、今の補償を続けていると分かる画像を出す決まりです。画像の出し方は、モバイル保険の入り方の記事で補償ごとに並べました。
条件に当てはまる人は、モバイル保険の申し込み画面で加入中の画像をアップロードできます。
入れるかどうかを7つのケースで分けてみた
自分の端末がどれに当たるかで、申し込めるかどうかはすぐに分かります。
| 項目 | 申し込めるか |
| 買って1年未満で、きちんと動く | 申し込める |
|---|---|
| 1年以上で、有償の補償が使える | 申し込める |
| 1年以上で、補償なし(補償が切れている場合も条件を満たさない) | 申し込めない |
| 申し込む時点で割れている・故障している | 申し込めない |
| 初期不良交換や本体交換で受け取り、正常に動く | 申し込める |
| 中古で買った | 法人の販売店で買い、3カ月以上の動作保証があれば申し込める |
| 家族・知人からもらった、フリマやオークションで買った | 申し込めない |
家族名義の端末でも、被保険者(補償を受ける本人)が所有者か使用者なら登録の対象です。
2年で返すプログラムで契約したスマホも登録できます。ドコモの「いつでもカエドキプログラム」などが公式FAQに挙がっていて、購入金額は定価で入力する決まり。
技適マーク(日本の電波のルールに合っている印)のない端末は、年数に関係なく対象外。
技適マークの意味は、総務省 電波利用ポータル「技適マークのQ&A」で確かめられます。
2年以上たった端末はメーカーの修理受付も条件になる
何年たったら入れないという上限は、登録の条件に書かれていません。
そのかわり、メーカー(正規サービスプロバイダを含む)が修理対応をしている端末であることも条件に入ります。
さらに、修理保守期間(メーカーが修理を受け付けている期間)が終わって修理できない端末は、補償の対象外です。
2年・3年たったスマホで見るのは2つ。有償の補償が今も使えるかと、メーカーがまだ修理を受け付けているか。
古い機種を登録したい人は、申し込む前にメーカーの修理受付が続いているかを確かめておきましょう。
補償なしで1年以上たった端末は申し込めない
補償に入らずに1年以上使ってきた端末は、登録の条件を満たしません。
条件の②(1年未満か、有償の補償が使える状態)のどちらにも当たらないためです。



補償なしで1年たったスマホは、もう入れないの?
その端末に、見本にない補償を今から足しても条件にはなりません。



その端末では入れません。次に買う端末を、1年未満のうちに登録すれば入れます。



次のスマホを買ったら早めに入ればいいんですね。
紛失に備えたい人に、モバイル保険は向きません。モバイル保険は、置き忘れや紛失を補償の対象外にしているためです。
向く人・向かない人の振り分けは、モバイル保険の評判を調べた記事で詳しく並べました。
モバイル保険の申し込み画面や登録の条件は、こちらで確認できます。
\ 1契約でスマホやiPadなど3台まで /
1年以上の端末でモバイル保険に入るカギは有償の補償
1年以上の端末で条件になるのは、有償の補償に入っていて、その補償が今も受けられる状態であることです。


AppleCare+や携帯会社・メーカーの補償が対象
公式が加入の証明の見本を出している補償は、次のとおりです。
| 項目 | 公式の見本がある補償 |
| Apple | AppleCare+ |
|---|---|
| 携帯会社 | ソフトバンク・au・ドコモ・ワイモバイル・楽天モバイル(下の注意あり)・UQモバイル |
| ほかのメーカー | Microsoft Complete・ソニーの長期保証・富士通のワイド保証サービス・NECのメーカー保証サービスパックなど |


AppleCare+の人の見本は、シリアル番号の画面と保証終了日の画面の2枚です。
見本の画面には今と違う名前の補償も写っているため、今の補償の名前は各社の公式で確かめておきましょう。
ドコモの補償に入っている人は、ドコモのスマホ保険とモバイル保険はどっちがいいかで両方の中身を並べています。
販売店の独自保証やメーカーの無償延長保証は対象外
お金を払って入った保証でも、種類によっては条件に数えてもらえません。
| 項目 | 条件に入るか |
| メーカー・携帯会社の有償の補償 | 入る |
|---|---|
| 販売店独自の有償保証 | 入らない |
| メーカーの無償延長保証 | 入らない |
| 購入時以外に加入できるその他の有償補償(見本に載る補償以外) | 入らない |
家電量販店で長期保証を付けた人は、それが販売店独自の保証かどうかを保証書で確かめましょう。
無償延長保証(お金を払わずに付く保証の延長)は、名前に保証と付いていても条件の外です。
自分の補償がどれに当たるか迷う人は、申し込む前に公式窓口で確かめておくと手戻りがありません。
つながる端末保証 by 楽天モバイルは条件にならない
楽天モバイルの人が出すのは、電話番号が分かる画面と、保証が分かる画面の2つです。
ただし公式の見本には、「つながる端末保証 by 楽天モバイル」は条件の対象外と明記されています。
見本の画面は旧名称の「スマホ交換保証プラス」のもの。今の名前の保証の画面で通るかは公式に書かれていないので、申し込む前に公式窓口で確かめましょう。
つながる端末保証しか付いていない1年以上の端末は、モバイル保険の条件を満たしません。
楽天モバイルの保証の種類と中身は、別の記事で一覧にしています。
今から入れる補償を足しても条件にはならない
補償なしで1年以上たった人が、見本にない補償に今から入っても、モバイル保険の条件にはなりません。
購入時以外に加入できるその他の有償補償は、公式の見本で対象外とされているためです。
AppleCare+をあとから付けられる期間について、Appleの案内は次のとおり。
AppleCare+の保証は、新しいApple製デバイスの購入時および購入後30日以内に追加できます。
つまり、1年以上たってからAppleCare+を付け足して条件をそろえることはできません。
AppleCare+が切れたあとに買い直した保証が条件に当たるかは、公式に記載なし。Appleは、保証が終わって45日以内なら新しい保証を買える場合があると案内しています。気になる人は、申し込む前に公式窓口で確かめましょう。
補償なしの1年以上の端末は、その端末をあきらめて次に買う端末で入ると決めたほうが迷いません。
申し込みは今の補償が切れる前に済ませる
条件は「補償が受けられる状態」なので、今の補償が切れたら条件から外れます。
切れた直後に例外があるかは、公式には書かれていません。



今の補償って、先に解約しちゃだめ?
切り替える人は、今の補償に入ったまま申し込み、契約成立の連絡を確かめてから今の補償を解約する順番です。



先にはやめず、契約成立のメールを見てから解約します。私は金曜夜の申し込みで、メールは月曜の夜でした。



メールが届くまでは、今の補償も残しておくんですね。
補償が始まったあとは、今の補償を続けなくても登録は有効なまま。今の補償をやめるのは、そのあとで間に合います。
細かい手順と注意は、モバイル保険の入り方の記事の後半にまとめました。
今の補償があるうちなら、1年以上たった端末でもモバイル保険の登録条件にかなう状態です。
AppleCare+や携帯会社の補償が今も使える人には、モバイル保険が向いています。
\ 補償が始まれば、今の補償をやめても登録は続く /
モバイル保険の1年以上は購入証明書の日付から数える
「1年以上かどうか」は、申し込みのときに出す購入証明書の購入日で確かめられます。
数えはじめは購入証明書に載っている購入日
公式は、購入日を購入証明書(購入日・機種・販売店名が載った契約書や領収書)で確認すると案内しています。
| 項目 | 中身 |
| 購入証明書の例 | 販売店が出した契約書・領収書・納品書・保証書など |
|---|---|
| 載っている必要があるもの | 購入日・端末情報・販売店名 |
| 1年の数えはじめ | 書類に載っている購入日 |
自分の記憶ではなく、書類に載っている日付が数えはじめです。
ただ、書類によって日付がずれることがあります。
私が申し込んだOPPO A5 5Gも、3つの日付がそろいませんでした。
| 項目 | 載っていた日付 |
| my 楽天モバイルの申込日 | 5月10日 |
|---|---|
| 購入証明書の端末到着日 | 5月13日 |
| 支払証明書の購入日 | 5月14日 |
私は購入日の欄に申込日を入れました。
1年の境目が近い人は、どの日付を使うかを申し込む前に公式窓口で確かめておくと迷いません。
書類が見つからない人は、先に探し方を確かめておきましょう。モバイル保険の入り方の記事に、購入証明書の章があります。
1年未満と分かった人は、有償の補償がなくてもモバイル保険の申し込みの対象です。
メーカーの本体交換で受け取った端末は交換した日から
本体交換修理(壊れた端末を新しい本体に取り替える修理)で受け取った端末も、モバイル保険の登録の対象です。
| 項目 | 本体交換で受け取った端末 |
| 購入日の欄 | 端末を交換した日 |
|---|---|
| 購入金額の欄 | その端末を買ったときの金額(修理代ではない) |
| 購入証明書 | 交換修理の控え |
交換した日を入れるのは、メーカーか正規サービスプロバイダが本体を交換した場合です。
購入日の欄に交換日を入れるので、1年以上前に買った端末でも交換で受け取った日が1年の起点になります。
交換修理の控えは購入証明書の代わりになるので、受け取ったら捨てずに保管しておきましょう。
中古は販売店の3カ月以上の保証が条件
中古の端末も、条件を満たせばモバイル保険に登録できます。
条件は、法人が運営する販売店で買い、販売店の3カ月以上の動作保証が確認できることです。
| 項目 | 中古の条件 |
| 買った場所 | 法人が運営する販売店(オンラインショップを含む) |
|---|---|
| 販売店の保証 | 3カ月以上の動作保証が確認できる |
| 1年の数えはじめ | 公式に明記なし |
動作保証とは、中古の販売店が付ける「きちんと動く」ことの保証のこと。
私の母がIIJmioで買った中古のiPhone SE(第2世代)は、画面にも本体にも結構な傷がありました。


写真のようなバッテリーの劣化は、モバイル保険の補償の対象外です。
こうした傷だけの端末が申し込めるかも、公式には書かれていません。
中古の端末を登録したい人は、申し込む前に公式窓口で確かめておきましょう。聞くのは、販売店の動作保証の期間と、「1年」の数えはじめの2つです。
もらった端末やフリマで買った端末は年数に関係なく入れない
家族や知人からもらった端末と、個人売買で買った端末は登録できません。
これは年数とは別の決まりなので、買って1年未満でも、有償の補償があっても同じです。
もらった端末・フリマの端末は、購入証明書があっても対象外。重要事項説明書の補足条件に「家族、知人、オークション等からの購入または譲渡された通信端末でないこと」と書かれています。
家族からもらったスマホしかない人は、その端末での申し込みは見送り、次に販売店で買う端末で入る段取りにしましょう。
反対に、家族名義の端末でも、自分が使っていれば登録できます。
壊れてからモバイル保険には入れない:1年未満でも1年以上でも同じ
「壊れてから」「割れてから」「故障したあと」に申し込んでも、その端末は登録できません。
割れた端末や故障した端末は引き受けてもらえない
モバイル保険は、申し込む時点で壊れている端末を引き受けません。
引き受けとは、保険会社がその契約を受けることです。
申込時点で故障をしている場合は補償端末として登録することはできません。
初期不良交換や有償交換等で取得された交換後の端末で、すべての機能が正常に動作するものは登録することができます。
画面のヒビも故障も、申し込みの時点で起きていれば同じ扱いです。
1年未満でも1年以上でも、壊れたあとの申し込みは受け付けてもらえません。
すでに割れたスマホを直したい人は、モバイル保険ではなく、メーカーや今の補償の修理窓口を先に当たりましょう。
壊れたことを伏せて申し込むと契約の解除や無効になる場合がある
申し込むときは、端末の状態を事実のとおりに伝える告知義務(契約時に大事な事実を伝える決まり)があります。
| 項目 | 重要事項説明書の決まり |
| 事実を伝えない・違うことを伝えた | 契約の解除や、保険金が支払われない場合がある |
|---|---|
| すでに事故が起きていると知っていた | 契約は無効または取り消し |
保険金を支払うべき事故がすでに起きていると知りながら申し込んだ場合は、契約が無効または取り消しになると書かれています。
壊れた端末は申し込まず、次の端末で入る準備に回しましょう。
交換で受け取った新しい端末なら申し込める
壊れた端末を初期不良交換や有償交換で取り替えたあとは、交換後の端末で申し込めます。
条件は、交換後の端末ですべての機能が正常に動くことです。
交換で受け取った端末は、仕切り直しのチャンス。メーカーの本体交換で受け取った端末は、購入日の欄に交換した日を入れる決まり。
交換が済んだら、受け取った端末がきちんと動くうちにモバイル保険へ申し込めます。
キズだけの端末や修理で直した端末は先に問い合わせる
撮影の注意で公式は、フィルムやカバーを外して「割れやキズのないことが確認できる状態に」と案内しています。
ただ、割れではない小さなキズだけの端末が登録できるかは、公式に書かれていません。
部品の交換で直した端末も同じで、登録できると書かれているのは交換で受け取った端末だけです。
| 項目 | 公式の記載 |
| 割れている・故障している | 登録できない |
|---|---|
| 初期不良交換・有償交換・本体交換で受け取った | 正常に動けば登録できる |
| 小さなキズだけ | 公式に明記なし |
| 部品の修理で直した | 公式に明記なし |
キズだけの端末や部品の修理で直した端末を登録したい人は、公式窓口で確かめてから申し込みましょう。
入るタイミングは買ってすぐか今の補償があるうち
入るタイミングは2つで、どちらも壊れる前です。
- 買ってから1年未満のうち
- 1年以上の端末は、今の補償があるうち



壊れてから考えるのでは遅いの?
故障や破損は予定どおりには起きないので、気づいたときには申し込めない状態になっていることがあります。



壊れてからでは間に合いません。私も防水でない端末を水没させたことがあり、壊れる日は選べないと知りました。



壊れる前に入っておくんですね。
買ったばかりの端末も、今の補償が残っている端末も、今日の時点できちんと動くなら申し込みの対象です。
モバイル保険の申し込み方法や登録の条件は、下のボタンから確認できます。
\ 画面割れや故障の修理代に、上限の範囲で備えられる /
入ってすぐ使える?承諾されればモバイル保険の補償は申し込んだ翌日の0時から
審査で承諾されれば、補償は申込日の翌日の午前0時から始まります。
承諾されると申込日の翌日0時から補償がつく
公式FAQの例では、5月12日に申し込むと、5月13日の午前0時から補償が始まります。
申込日が営業日でない日でも、補償は翌日から。



申し込んだ次の日に落としたら、使えるの?



承諾されれば使えます。私の補償も、申し込んだ翌日の日付から始まっていました。
私は10月2日の夜に申し込み、契約成立のメールは10月5日に届きましたが、マイページの責任開始日は10月3日でした。


申し込みから補償が始まるまで
申込日に、第1回の保険料が決済されます。
翌日が土日祝日のときは、翌営業日の審査です。
補償の始まりは申込日の翌日にさかのぼり、契約成立の連絡が届く流れ。
承諾(保険会社がOKを出すこと)が出ると、責任開始日(補償が始まる日)は申込日の翌日になります。
土日祝日で審査が後ろにずれても、承諾されれば補償の始まりは申込日の翌日のままです。
確認のメールが届いたら翌日0時からとは限らない
申し込みの内容に確認事項が出たときは、翌日0時からの補償は「この限りではない」とされています。
確認事項はメールで届き、承諾が出るのはその情報が確認できたあとです。
確認のメールが届いたら、案内に沿って返信しましょう。承諾が出るまでは、今の補償は解約せずにそのまま。
とくに今の補償をやめる予定の1年以上の端末は、承諾が遅れた分だけ解約できる日も後ろにずれます。
申し込む前の故障は入ってからも補償されない
補償の対象は、補償が始まったあとに起きた事故だけです。
公式FAQは、保険金が支払われないケースに「補償期間外に発生した事故による損害」を挙げています。
| 項目 | 補償されるか |
| 申し込む前に起きた故障 | 対象外 |
|---|---|
| 補償が始まったあとの故障・破損 | 審査のうえ、上限の範囲で対象 |
| 登録していない端末の故障 | 対象外 |
申し込む前に起きた故障は、入ったあとに直しても保険金の対象になりません。
申し込んだ次の日に壊れた場合は、承諾されていれば補償期間の中なので、審査のうえで支払いが決まります。
申し込む日は月末まで待たなくていい
月の途中に申し込んでも、申し込んだ月の保険料はかかりません。
申込日に決済されるのは、翌月分にあたる第1回の保険料です。
補償の上限は、年の途中から入った初年度でも満額のまま。初年度は、補償が始まった日から保険契約日までの日数も含めて数えます。
だから、条件を満たしている人は月末を待たずに申し込んで大丈夫です。
待っているあいだに壊れると、その端末はもう登録できません。
承諾されれば、モバイル保険は月のどの日に申し込んでも翌日から補償が始まります。
モバイル保険の「1年」は3つ:保険期間は1年で更新しながら続く
モバイル保険には「1年」と書かれた決まりが3つあり、混ざると「何年続くのか」が分からなくなります。
どの「1年」の話かは表でひと目でわかる
3つの「1年」は、登録・契約・メーカー保証と、決めている中身が違います。
| 項目 | 中身 |
| 登録の条件の1年 | 買ってから1年未満なら登録できる(1年以上は有償の補償が条件) |
|---|---|
| 保険期間の1年 | 契約は1年ごとで、更新しながら続く |
| メーカー保証との境目の1年 | 購入から1年以内のメーカーの瑕疵による故障は対象外 |
この記事の前半で見てきたのは、このうち1つ目の「登録の条件」です。
「何年間補償されるのか」は2つ目、「買ってすぐの故障」は3つ目の話。
モバイル保険の保険期間は1年で、更新しながら続きます。
補償が続くのは契約が続いているあいだ
「補償期間は何年間か」という質問への公式FAQの答えは、次の1文。
補償対象として登録された端末に関しては、ご契約が有効に継続しているかぎり補償いたします。
補償の長さは年数で区切られておらず、契約が有効に続いているかどうかで決まる仕組み。



1年たったら、補償は切れちゃうの?
保険期間は1年で、満了の2か月前までにマイページ(契約内容の確認や端末の変更をする会員画面)で継続の案内が届きます。



切れません。何も伝えなければ、同じ条件のまま次の1年へ自動で続きます。
更新のときは、条件が変わる場合も。保険料の増額や補償の金額の減額、事前の通知のうえで契約を続けない場合があると重要事項説明書に書かれています。
モバイル保険は、少額短期保険(保険期間や金額が小さく決められた保険)です。
制度のあらましは、金融庁「少額短期保険業制度について」で確かめられます。
契約の1年目は補償が始まった日の翌月1日から数える
保険契約日(契約の1年の始まりの日)は、補償が始まった日の翌月1日です。
| 項目 | 5月12日に申し込んだ場合 |
| 補償が始まる日 | 5月13日 |
|---|---|
| 保険契約日 | 6月1日 |
| 初年度の終わり | 翌年5月31日 |
初年度だけは、補償が始まった日から保険契約日までの日数も含まれます。
根拠は、公式の注記「初年度のみ責任開始日から契約開始日までの期間を含みます」の一文。
私の場合も、責任開始日は10月3日で、契約期間は2026年11月1日からの1年間と表示されていました。
2年目からは、毎年この保険契約日が更新日です。
補償の上限は毎年の更新日にリセットされる
補償の上限は、毎年の契約更新日にもとに戻ります。
保険金の合計が上限に届いた年は、その年の補償がいったん消滅。
契約が続けば、次の年度に補償が復元される決まりです。
上限に届いても、契約を続ければ次の年度から使えます。ただし、補償が消えたあいだの保険料は返ってきません。
上限の金額や保険料の内訳は、モバイル保険とはどんな保険かをまとめた記事で表にしています。
買って1年以内のメーカーの不具合はメーカー保証での対応が前提
3つ目の「1年」は、補償の対象外を決めている「1年」です。
重要事項説明書は、支払わない場合の1つに「購入から1年以内のメーカーの瑕疵による故障など」を挙げています。
瑕疵(かし)は、作ったときからある不具合のこと。
つまり、買って1年以内に起きたメーカー側の不具合は、モバイル保険ではなくメーカー保証での対応が前提になります。
故障そのものは、モバイル保険の補償の対象。対象外になるのは、買って1年以内のメーカーの瑕疵と、経年劣化やバッテリーの消耗です。
買って1年未満の端末を、メーカー保証が終わったあとも守りたい人には、モバイル保険が向いています。
モバイル保険に後から足す端末も1年以上なら補償が条件
あとから足す2台目・3台目にも、登録のときの条件(1年未満か、有償の補償が使えるか)がかかります。
2台目と3台目も条件は1台目と同じ
モバイル保険は、1つの契約で主端末(メインの1台)と副端末(追加の2台)の3台まで登録できます。
重要事項説明書の登録の条件は主端末と副端末を通した書き方で、副端末だけゆるくなる記載はありません。


写真のMacBook AirとiPadのような機器を足すときも、1年以上の機器には有償の補償が要る決まりです。
モバイル保険は、iPadなどスマホ以外の機器も同じ契約に足せるという強みがあります。ただし年数の条件は1台ずつ見るので、足す機器の購入日を先に確かめておきましょう。
契約後にはじめて追加する副端末は30日の待ち期間がある
契約のあとで副端末をはじめて追加すると、その端末は登録日から30日間、補償の外に置かれます。
主端末は、この待ち期間なしで補償の対象です。
申し込みのときに副端末も一緒に登録した場合の扱いは、公式に書かれていません。30日の待ち期間が書かれているのは、契約後にはじめて追加した副端末です。2台目の副端末を足すときの扱いも、公式に書かれていません。
足す予定の機器がある人は、壊れる前で、かつ30日の余裕を見て早めに登録しておきましょう。
スマホと一緒にiPadも守りたい人は、モバイル保険の申し込みのときに3台まで登録できます。
機種変更しても古い端末は副端末にして続けられる
機種変更をしたら、マイページで登録端末を新しい機種に変える手続きが必要。
古い端末も使い続ける人は、主端末から副端末へ移せば補償を続けられます。


副端末から主端末への変更はできません。手続きをしないままだと、保険金が支払われないことがあります(重要事項説明書)。
楽天モバイルへの乗り換えのように携帯会社を変えるだけで端末が同じ人は、モバイル保険の手続きはいりません(メールアドレスが変わる人や、保険料をキャリア決済で払っている人は手続きが必要)。
乗り換えと一緒に機種も替える人は、楽天モバイルの乗り換えと機種変更の同時申し込みのあとに登録端末を変えておきましょう。
一度外した端末はあとから戻せない
補償の対象から外した端末は、解約で外した場合も含めて、あとから登録し直せません。
同じ端末で新しく申し込むことも、別の契約に足すこともできない決まりです。
| 項目 | できるか |
| 外した端末の再登録 | できない |
|---|---|
| 外した端末で新しく申し込む | できない |
| 外した端末を別の契約に追加 | できない |
これは年数に関係のない決まりなので、買ってすぐの端末でも同じです。
機種変更のときに古い端末を外すかどうかは、もう使わないと決めてからにしましょう。
1年以上たった端末とモバイル保険のよくある質問
1年以上たった端末について、申し込む前に迷いやすい10の質問と答えです。
モバイル保険は買ってから何年以内なら入れる?
基本は買ってから1年未満の端末です。1年以上たっていても、AppleCare+や携帯会社などの有償の補償が使える状態なら申し込めます。くわしくは1年以上でも今の補償があれば申し込める理由にまとめました。
2年以上や3年以上使ったスマホもモバイル保険に入れる?
何年までという上限は、登録の条件に書かれていません。有償の補償が今も使えることと、メーカーが修理を受け付けていることが条件です。見るポイントは2年以上たった端末はメーカーの修理受付も条件になるのとおり。
AppleCare+が切れたあとでもモバイル保険に入れる?
条件は「補償が受けられる状態」なので、切れたあとでは条件を満たしません。切れた直後に例外があるかは公式に書かれていないため、切れる前に申し込みましょう。順番は申し込みは今の補償が切れる前に済ませるで解説しています。
楽天モバイルの保証に入っていれば1年以上でも入れる?
公式には楽天モバイルの見本がありますが、「つながる端末保証 by 楽天モバイル」は対象外と明記されています。見本の画面は旧名称のものなので、今の保証名で通るかは公式窓口で確かめましょう。くわしくはつながる端末保証 by 楽天モバイルは条件にならないへ。
画面にヒビが入ったスマホでもモバイル保険に申し込める?
申し込む時点で破損や故障がある端末は、引き受けてもらえません。ヒビを伏せて申し込むと、契約の解除や無効につながる場合があります。理由は割れた端末や故障した端末は引き受けてもらえないにまとめました。
修理に出して直したスマホはモバイル保険に入れる?
初期不良交換や有償交換、メーカーの本体交換で受け取った端末は、正常に動けば登録できます。部品の修理で直した端末は公式に書かれていないため、申し込む前に公式窓口で確かめましょう。違いはキズだけの端末や修理で直した端末は先に問い合わせるの表のとおりです。
中古で買ったスマホの「1年」はいつから数える?
中古の「1年」をどの日から数えるかは、公式に明記されていません。中古は、法人が運営する販売店で買い、3カ月以上の動作保証が確認できることが条件です。条件は中古は販売店の3カ月以上の保証が条件で確かめられます。
2年で返すプログラムのスマホもモバイル保険に登録できる?
登録できます。いつでもカエドキプログラムやスマホトクするプログラム、新トクするサポートで契約した端末も補償の対象です。購入金額は定価で入れる決まりで、入れるかどうかを7つのケースで分けてみたの補足にも載せました。
申し込んだ次の日に壊れてもモバイル保険は使える?
承諾されれば、申込日の翌日の午前0時からが補償期間です。申し込む前に起きていた故障は対象外で、支払いは審査のうえで決まります。補償の始まり方は承諾されると申込日の翌日0時から補償がつくで解説しました。
モバイル保険の保険期間は何年?
保険期間は1年で、更新しながら続く仕組みです。補償は、契約が有効に続いているかぎり受けられます。3つの「1年」の違いはどの「1年」の話かは表でひと目でわかるの表にまとめました。
まとめ:1年以上のスマホも今の補償があればモバイル保険に入れる
買ってから1年以上たったスマホでも、AppleCare+や携帯会社の補償が使えるうちならモバイル保険に申し込めます。
補償なしの1年以上の端末や、壊れた端末、もらった端末は入れません。
その端末は割り切って、次に買う端末を1年未満のうちに登録すれば入れます。



まずは今の補償が使えるかを見ればいいんですね。



そうです。私は書類の登録まで、約40分で申し込めました。
今は、補償の期限や修理代を気にしながら、使い慣れたスマホを使っている状態かもしれません。
申し込んで承諾されれば、補償は申し込んだ翌日から始まり、今の補償をやめても登録はそのまま続きます。


機種を替えたらマイページで登録端末を変えればよく、携帯会社を変えても同じ契約のまま使えます。
今日やるのは、今の補償の名前と期限を画面で確かめ、購入証明書を探すことの2つ。
買って1年未満の端末や、今の補償が付いた端末を守りたい人には、モバイル保険が向いています。
\ スマホを替えても、同じ契約のまま続けられる /









